色相と色彩度 


 色彩度と色相      
 昨日の話は、「反対色の組合せを補色と言い、補色の中間は色が打消しになります。 色立方体の中心は、全ての補色の集中点なので(無色)です。
 (色は立体放射状に)
 この立体は、全表面には色が広がっいますが、表面から中心に向かうほど色が薄く無くなって行きます。 が
  ・・ 視点を変えて見ると ・・ 
 中心は色が無く (無色)ですが、ここから 「表面に向かって(立体放射状 に四方八方) に色が拡がり濃くなって行く・・  と見ることが出来ます。
 (色空間)
 これまでは、たんに色の配置を見ていましたが、これから(色の構造や相互の関連・・)を見るため、基本的な色全体の配置を考えます。
 立方体の中心から外方向へ色を眺めると・・ (天空の星を見るように)球形の空間が広がるように見えますが・・ この色のある範囲を 「色空間」 と呼びます。
 * (色相など) 
  色空間には、一定の規則に従った色模様が(星空のように)拡がっていますが、この色の違いが「色相」です。 ←(従来の色相は、(白黒もナク)、一列の円環の並びだけでした)
 → これまで(色相・明度・彩度)が、色の三属性とされてきましたが・・、これまでの明度は(白黒度)なので色相に含まれ、4種の色明度があるとします。 大切な属性として「色の純度(構成波の帯域)」を加えています。 彩度は新しい概念の色彩度に変えます。
 (色彩度)
  中心(無色)から外へ向かう色の拡がり (0→1)を 「色彩度」と名付けます、←(従来の(彩度)は滅茶苦茶なので名前を変えています)。
 色彩度や無色は、これまで無かった概念ですが・・ 、立体の表面に拡がっている色が表面の水で薄められた(中心の水の色度は(0)、表面は色が満杯で(100%)です)・・とイメージして下さい。
  (立方体では、色彩度は、色相面に対して斜めでしたが)、・・ 球形なら、何所でも色相面に対して垂直になり、色の頂点が連続した球面で扱えます。