システムとしての動作 


 システムの動作

 ここまでの話で、筆者の意図は ・・ ?。、 三原色だって、実際には動いているのだから ・・・ (目くじら立てなくてもイインジャない ・・・・ 。 
(原理は一色でも同じ)
 さて、これまで考えてきた(三原色方式)を、少し見直して見ましょう。 
 三原色は可視光線帯域を、等価的に3分割したもので、各チャンネルは(扱う波長が違う)だけで、処理内容や作業は、全く同じ種類のものです。 3つのチャンネルは(夫々が独立)して相互の干渉などは全く有りません。
 これまで、3チャンネルの (同時並列動作) などと言っててきましたが、・・平常時そのように用に見えるだけで (必要条件ではなく) 1チャンネルだけでも動作は可能なで、全体は「、3チャンネル選択可能な方式」でした。
 (人為的に減らしはしないが・・(障害で)1チャンエルや2チャンネル動作が有り得る)
 (目の4センサーは複雑な動作)
 視覚センサーには、色に関する錐体センサーおよび明暗に関する棹体センサーがありこれらは複雑に絡み合って動作しているようです(ここでは詳細には触れない)。 上記の三原色のような3つが並列で同じ仕事というような簡単な構造ではなさそうです。
 (L・M出力と倍長波領域)
 昨年末に話を中断して, わざわざ三原色の説明を入れたのは、(旧三原色方式)の見方で、「(L・M) 帯域のレベル感度や波長域」 を追いかけても、「(波長分布の傾斜) の意味を掴めない・・」 と思ったからです。
 三原色方式では、3つの帯域の出力が、3つの色に直結して(光の強弱がすぐ色の強弱になる)・・ので分かりよいが・・  センサー感度が、意図した目的や方式は、それほど簡単なものではない(※)ので、 予見を捨てて今ひとつ慎重に説明を追って欲しいと思ったのです。
 センサー感度に何が求められるのか・・ということで、(直接・センサーの話波今少し横に置いて、視覚システムの観点から見直して見よう・・ と思ったのです。
 同じことを重ねて説明しているので重ねては書きません、(年末の記事を、順を追って読み直して下さい)
 (十分理解された方には、失礼な話になったかもしれませんが・・ (オユルシを!) ・・。
 ※ ( L・M ) 方式は、両者の差を求めて、その大小から(光線分布の傾斜度)を知る (→さらにこれから分布のピーク位置を推定する)・・という複雑な方式です。 同じことを重ねて説明しているので重ねては書きません、(年末の記事を、順を追って読み直して下さい)
 (視覚システム)
 目の入力光を、センサー感度がどのように受け取り・・、頭脳コンピュータが、どんな解析を行い処理を加え・・、資料整理や報告などの出力を行ってか・・など、は処理が複雑になるほど、全体が見通せるようにシステムの動作を正しく把握することが大切になってきます。
 センサー感度など・・ かなり細かい話になってきましたネ・・。これまでのセンサー感度は(三原色に縛られ)るため、動作が制限されてきました、これからは、センサー入力として求められるものは何だろうか?・・・
、視覚(システムの出力)として、どんな形が良いのだろうか・・といった観点から見直すことにしましょう。

 図の説明。 左から マンセルの立体型色相環等色関数の図、イッテンの図(キレイな配色)、 RGBの色立体