倍調波の範囲 


 倍調波の範囲     
 従来の(三原色)では、分割した3帯域のレベルを組み合わせ(色が出来る)としてきましたが・・、 今回の(LM感度)では、光の分布の傾斜が示されます(可視光線範囲外の分布域も暗示する)が、(レベルの表示)ではありません。
 3つのセンサーはいずれも、従来型の帯域分布レベル型の使用とは違っています。
 棹体センサーは、視覚の(全域をカバー)し、光強度を纏めて制御していました。 錐体は、棹体信号からの(レベル基準)で動作・・と思われます・・
 これまでとは、全く違った色の体系(センサーの配置・役割など・・)を考え直すことになりました。

(倍調波の感度)
 Sセンサーの感度が高く、波長範囲も紫外域を越える(500nm〜380〜 )広さなので、この範囲は、昼間の強い入力では(青空の範囲)と判断します、が・・。
 夜間や、地上からの弱い入力光のばあい、物体表面からの光で(倍調波)が観測された、と考えるのです(12月19日:参照)
 昨日の「センサー感度の傾斜」から・・。
 色の観測範囲は、(空色500nm)→ 黄色(5555nm)→ 赤色( 〜2500°K、←1090nm)程度までが、(赤色波長の本当の分布範囲)と思われます。
 いま、この範囲の光を(基本波)とすると、この(2倍の調波)がS感度域に現れることになります。
 赤色端(1000nm)から 〜 空色(500nm)までとすると、 倍調波の範囲は( 500〜 250nm ※)まで、になります。  ←(※ S感度は、紫外域にまで拡がっている)

  ☆☆☆  講義の年内終了を予定していましたが、もう少し先に延期します。 ☆☆☆  

 ←(実は、「講義の年内終了」を予定して(講義内容の補講)を進めてきたつもりでしたが・・、 終われなくなりました。 ←(この項は、新年から改めて説明することにします)。
 その先をどうするか?(まだ決めていませんが・・)本年はここまでで終了です・・ 
 新年は、10日頃には、再開することにしましょう・・ デハネ また(73&88)・・。