波長域を探索
(LMセンサーは波長域を探索) 図面、グラフの回転
(色温度によるグラフの回転)
今日の図面は、光の演色性(色温度)について説明したものですが(元は7月5日、参照して下さい)、(色温度)については(省略)します。
(右の図面)は、温度の上昇で、輻射が強くなると(ピークのレベル)が高くなりピークの(波長)も次第に高く(赤外域から可視光線域に)移動してきます。
このとき可視光線域での分布が、グラフでは回転する・・(と言うのが、ワカリニクイのです)
グラフの回転ですが・・
いま、この図面の左方に、センサーの波長(535および575nm)を記入しました。←(色温度でセンサー入力に段差が生じた様子が見えます。(一見しただけでは、温度上昇で反時計廻りの回転に見えますが)・・ 温度別に、グラフの(左右の端の値)を採って並べて下さい。
次に、右側の値を左の値で割って(比率)を出して下さい。(比率は次第に小さくなっています ※)
※ →(数値が大きくなると、逆に比率が下がる様子を(左下の図表)に描きました)
(色温度とピーク波長)
(L−M)センサーは、感度差から(色温度を求めていたのです。←(色温度が決まれば、対応するピーク波長も決まってきます)。
(図が小さくなり、記入してませんが・・)、4000°k(710nm)、3500°(820)、3000°(940)、2500°(1090nm)です。
つまり、LM感度は2つの感度曲線を使って、500nm(空色)から〜1000nm(近赤外線域)辺りまでの光の分布を調べていたのです。
(赤色域のレベルは判らない)
(L−M)の差し引き)操作で、(L・M)感度が(近赤外域までの波長分布)を示すことになりました・・が、そのため(強度は消えて)、赤色域の強度を示すものがナイのです。
大変なコトなので、すぐに指摘すべきでしたが・・ 。これまで(感度)と言えば(出力感度)だったので・・(筆者も気軽に考え失念し、ついつい遅くなりました)。