センサー感度 


   センサー感度
(RGBセンサー方式)
 光の波長分布を知りたいのですが・・昨日の漏斗方式では、色の数だけ漏斗が必要なってきます、(色数は無数にあるので、対応できない)ことになります。
 そこで、3つの錐体センサーは、三原色(赤・緑・青)に対応しており、夫々で(可視光線光線帯域)を3分割して受け持つ、と考えました。
 ←(初級用の書籍で、一部に(等色関数の説明)もありますが、殆どは、この(三原色の配分方式)になっています。
(RGB錐体感度特性)
 現行の色彩学では、いずれも・・ 3つの錐体センサーを(RGBセンサー)と名附けて、3つは、同時併行型の(三原色動作)をする、と説明しています)・・
 しかし実際に発表された(錐体の感度)は、(左下図のような動作を求めたが)、実際には(右図)のよう結果です。 ということで(三原色方式)は、ここで完全に行き詰りました。
 現代の色彩学は、この結果を元に、(等色関数)として、更に変形(数値変換)を試みたようですが・・(却ってオカシクなり・・)何のことやら・・??(支離滅裂です)

(新色彩への道)
 本講のこれまでの講義で、従来からの(三原色論 ←色光や色料による)に反対し、(色は →視覚センサーの働きで作られる)としてきました。
*(色は補色と一対で(負値が存在)する)。
* 視覚は(データ処理システム) →(明暗範囲や色順応)などは、対数圧縮・移動平均など・・で解明される。
*(網膜・センサーのデータ収集や処理法)を明らかにしてきた・・
 ← など・・多くの(新しい知見)や(データ処理方式)なども集まっていたので、3センサー出力による「色の組立て」を(改めて見直す)ことになりました。
 →(この部分の詳細な内容は、9月下旬以降 〜 現在まで、続いています)

(L・Mセンサー)
 LMセンサーの形が、ほぼ同形なので(両者の出力差)を求めると、
(短波長側では、両曲線は重なり出力がないが)中波長域から 長波長側ほど大きな出力差になります。
 (ここで大切なことは、2つのセンサーの感度差は、光分布の傾斜(遠くの光源)を示しているので、センサーが(測定した波長ではナイ)ことです。
(−Mの意味)
 なぜ、M値が(−)か? を考えると、(空気の色)に行き当たります。→人は常に空気の色を通してモノを見ている・・でした。
 空気の色は、はじめ(青から空色を考えましたが。・・曇天や古言の色変化・順応等を考慮して・・直近まで測定していた光源の色(移動平均値)とします。