光の強さ 


 光の強さ 雨量計C
 (光の強さと明るさ)の話( 2011.12.20 参照)で、(Lv値がヤヤコシイ)人が多いようなので(ここでオサライをします)。
(フェヒナー則)
 熱い・冷たい・痛い・・など、人の感覚は、刺激が弱いときは(敏感)ですが・・、次第に刺激を強くしても(感覚が鈍って)余り強く感じなくなります。 つまり感覚的な刺激度は(数値でなく比率で)強弱を感じる、というのです。
 (対数圧縮・指数表示)
 人の感覚だけでなく(例えば電波の波長や今回のレベル扱いなど・・)大きな数値は(見通しも悪く扱いも不便)なので、数値よりも(比率で扱う方が)格段に便利になる場合があります。 ← 大きな値を扱うときに(対数圧縮・指数表示)などの手法を使います。
(光は粒で考えよう)
 光では(波の高さが測れない)ので、光を粒(光量子)で考えるコトにして、(光の雨量計)をお見せしました(2011.11.6)ネ・・。(右図)←(この雨量計では、6種類の大きさの粒に分類されます)
 光の雨を、左図のような漏斗(一定比率で目盛りが上昇する、上一杯までで1000コ粒が測れます)で受けると、粒の数は(対数圧縮された)比率型のデータになります。
 ← 比率型にすることで、広範囲の明るさに対応できる。
 ← (錐体の計量は、この形を利用したと思われる)
 (粒の大きさ)
 光の波長は連続しており、色んな大きさの粒が混じっています。だから光の波長や色を言うときには、粒の大きさ(△△〜□□nm)の範囲(帯域幅)の指定が要ります。(波長指定だけでは、丁度その光があるとは限らない、幅が無ければ光が存在しない)
 ← 光の測定関係で、1nm幅に固定したままで、間違いが多い)
 ←(音のドレミ・・は、半音比率で12段階 ですから、光(色)の場合、(12または24色)などにして、分けると良い。)
(光の強さ)
 つぎに、光の強さというのは、他のモノに対して色んな働き(仕事)をする、ということで、光の持つエネルギーの大きさです。
 光のエネルギーは、周波数に比例します(波長には反比例です)、同じ(光量レベル)なら(青は赤の約2倍)エネルギーが強いのです。
 光の強さを言うとき、単に(光のレベル)だけでは、光量なのか、エネルギー強度のことか分りません(必要なときは、ハッキリと指示しましょう)、
 ← 光のレベル分布で波長表示が多いが、エネルギーの大きい青色域が(逆に小さく)表示され(無視され)ています。、