色の特徴(空の青色) 

 色の特徴(空の青色)
  上の図面は(棹体も含む)センサーの感度図(7月4日)です。 表示したレベルの範囲は(全く光を感じない、から〜錐体センサーの動作(色)レベル〜全センサーが感光・白飽和するまで)です。(光の種類は(色んな光がある)ことにして特に指定はしません。

(夜から朝への変化)
(1)感度限界以下(一番下の横線)、高感度の棹体センサーでも、光を感じられないレベル(闇夜以下は、トンネルに閉じ込めなど特殊な条件下です)
(2)棹体センサーの限界感度付近、 光の弱い小さな星や、銀河が見えるレベルです。(暗順応)で暗さに目を慣らすと、より暗い所が見えるようになります。
(3)全天の星が見えますが、肉眼では色を感じない(望遠鏡なら見える)
(4)青色の感度域、 暗い夜空に青色が混じり(青色が星を消して行く、目立たないが星の数が少なくなる)
(5)赤色の感度域、 青味がかった空に赤い星(火星など)が観察されます。地上では、遠くの赤色の標識灯が目に付きます。
(6)緑色の感知レベル、黄色く光る電灯光が多く、黄色と黒の(オトナシイ夜景)になります。
(7)さらに明るく青色域も重なると、全ての色が見え(ネオンや標識灯など)賑やかな夜景です。
(8)さらに明るい状態は、明け方で空は青白く明けて行き、雲があれば茜色に見えます。
(9)さらに光が強く(白昼の状態)なると、空は青味が増し、上空の雲は(氷晶)で白く見えますが、下層の雲は(水滴)で底が黒く見えます。
(日中の青空)
 日中の空の青さは、太陽光の短波長域が、上空の空気層によって(屈折・散乱)をするためです。上空に雲があれば、白く見えます。 昼間の光は強いため(青も強いが白も強いので)全体では空色ですが、 水平線近くは、水滴や埃の層を通過で(白や灰色)に濁っています。
(青色の感度) 
 (Sセンサー)の色感度が最も高いので、空全体では常に(青色が背景色)として働きます。 日中も青空をはじめ、 光が強く(雲などで全体を白く)感じてもベースは青で(空色)に見えます。
 夕暮れを過ぎて、太陽光の(赤や緑)域の光が無くなると、色全体は青色側に偏ります ←(プルキンエ現象)
 さらに暗くなると、太陽光が完全に無くなる(夜の世界)なので、棹体感度による星空(白と黒)の世界になります。
 ← 最近の都会の夜は(地上照明の反照で)空が明るく(Sセンサーがキャッチ)一面青い夜空になっています。
(視野範囲の分割)
S(青色)センサーは、数が少なく(白飽和が早く)
の感度は高いが物の識別用ではナイようです。網膜全域に広く分布することから・・、視野範囲を(空間域と地上域)に分割をしている、と思われます。
物体からの反射光)
 昼間の太陽光および夜の星空には(青色の光)が有るので、視野の中で青が見える部分は(空間範囲)と考えます。
 青色が無い場合は、(地上範囲)の物体による散乱反射光を見ている(波長関係から(倍調波(※)が観測された)と考えます。 ←(倍調波については、後述します)