色の原理 


 色の原理   
(なぜ色が見えるのか)
 これまで全く不明だった(色の原因)が・・本講義の今回の過程で、遂に明らかにすることが出来ました。 現代の誰もが(三原色論)を信奉・承認している中で、独自の道を進んだ私達の成果なのです。
 「何故色(の違い)が見えるのか?←(色の秘密)は、古代からの人類の永遠の謎でした・・。 近代になり科学が進み、色彩の世界にも(物理派が)新しい道に・・と思われましたが、・・ ムリな科学の押し付けが(心理色彩学派)を産み、対立の構図になり・・そのまま現代に引き継いでいました。 不毛の対立構図は、色彩理論にも暗い陰を落とし、現代の色彩学は、およそ筋の通らぬ理論の押し付けです。
(センサー感度図)
 「色は人の頭脳が創り出したモノ」をテーマに解析を続けてきましたが、視覚の感度を表すものがありません、何んとしてもセンサー感度図が欲しい・・(従来の比視感度(出力図)を上下反転の形で)(代用センサー感度図 2012.10.12 )を作り上げたものです。
色温度と感度レベル)
 またセンサー感度システムについて、(光源光の分光分布 ←色温度)とセンサー(感度のレベル)特性から、システムの方式(データ扱い)を追求し、・・光の分布特性と強度、感度レベル・特性曲線との関係など・・物理と感覚の両面の関連を明らかにしてきました(センサーと色感度 2012.10.24 )。
(色とセンサー感度)
 上記の図面は( 2012.4.27 )のものの(修正)で色紙の分光反射率の図にセンサー感度のスケールを重ねたものです。 上の並びでは、赤色の範囲はLM曲線の間に収まっています。緑色は(−M)なので曲線の外側を範囲にしています。青色では、感度の高さが青色を選別しています。
 下の並びでも、空色ではSセンサーが青領域で緑域は(−M)で曲線外側です。茜色では、ほぼ赤と同様ですが、Sセンサーが感度差で青色域を受けたので色が違っています。黄色は(もう少し高レベル動作が良い)青を外して赤と緑色の感度です。
 ← 青色は、S感度の先端部分(高感度域 −つまり弱い光)で感光してますが、赤色は(L・M)感度の側面なので(強い光)で動作しています。 これが(赤や黄色が明るく青が暗い)原因のようです)
 以上のように、夫々の感度曲線の僅かな違い(帯域・レベル)が(色の変化を生み出した)ことに注目して下さい。 ←これが色を生み出すポイントだったです。