太陽光色環 


太陽光色環
昨日の話は如何でしょうか?・・多くの話が詰まっているので、落ち着いて見て下さい。
(6色色相環
 立方体の白黒を軸に回転させると、ほぼ左上図のような(6色の色環)が見られます。 データの並びから作ったたものだから、色の配置変化は正確なハズです。(狂っていたならその理由を探す)  ← 円環にするため(赤紫と青紫)の段差(エネルギーレベルの傾斜は入れていません)
(太陽光の色光環)
 白昼の太陽光の、波長と色の対応関係を色相環に並べました(中央の図)。 右側斜め上の(波長の接続点375・750nm)は、暗い筈なので(勝手に色を乗せたと思われます)。
 6色環との比較で(真下の茜色を基準に)、色配置を較べて見ますが・・ 、左の(12色図)とでは、ハッキリした(違いは見えない程度)です。
(三原色の正体)
 (色)は、連続変化なので明確な境はありません。 人が利用するに当たって便利なように、一定の範囲をグループ化して、その名前を(組成材料・動植物・天気現象・・などから)附けたものです。
(3原色)は(他の色の混合では作れない色)と言いますが、(どの範囲・どんな色)という明確な決まりは全くありません。 上の6色図でも同様・・何となく(感じた色)の集まりです。
 → 三原色の規定では、(x+Y+Z=1)だが、3色は(反対方向を含んで拡がること)が条件で「三色は何色でも構わない」のです。
 → 実際に使用される(三原色)は、メーカーによって(更に機種によって、←隠して公表しない)違います。
  しかし、このままで、(色について何も決まっていない)では、(話が進まず)実務的にも困ります ネ・・ 世界共通で、みんなが使える(基準の色を)作ることにしましょう。
(3つの原色を探そう)
 1つの(原色)と言っても、光の性質や環境条件・見る人によっても違っています。
 昨日のブリュッケ図(右下)でも分かる様に、色は(明るさ・中心周波数(波長)・帯域幅)で変わります。 ←この図面も、人によって(人種や地域でも)若干違っています。 
 *(基準光) 私達は、常に太陽光の下で、色を扱い色感覚を作ってきました(最近は人工光も増えましたが・・問題外です)、 したがって、色のための、基準光は(明るい昼間の太陽光→光の強さは正確に指定)としましょう。
 → (偶々ですが、太陽光には暗線があり、周波数は正確に較正される)
 *(標本) 色感覚は、人によって違うので、データ整理(平均)が必要になります。
 *(色の範囲) 帯域幅は、狭いほど色純度は高まるが(赤も緑も黄色近くに集まる)ので、適当な幅 (24色または48色、程度か?)・・などを決めましょう。
(3原色の配置)
 いま、3つ原色が探せたとして、この色をどのように配置すれば、全色がキレイ(色種が豊富)に見えるか?・・を考えて見ました。
 可視光線域内の3点(周波数)の指定ですが(茜色で連続しないことを考慮して)・・
 (上右図)のように、可視光線範囲を4等分して、・・
  *1 緑色を可視光線域の中心に配置。 *2 赤色と青色を(1/4)点におくことにしました。
 このような仮想センサー配置で、色の並びは、(黒・赤紫・赤・黄・緑・空・青・青紫・黒)の配置になりました(リングの内側に8色配置のもの)。
 〔筆者は、かなりイイ線を行ってる・・ →(正確なカラースペクトルが入手出来るなら修正したいが・・)、と思っています。