色相環 


 色相環
 今回私達は、(色の違いが何故起こるか)について(一定の成果)を得る事が出来ました。 しかしこれは、目が(光の波長分布)を探り(色データを送り出す)までで、頭脳の側での解析や実際の色配置などは、これからです。 ←(これからの範囲は(感覚の世界) ←頭脳が考えること(答えが人によって違い(物理的な証拠がナイ)のでやり難いですネ・・)
色相環
 これまで「全ての色は(3原色の混合配分)で・・「色の変化は連続的で(円環状)に並ぶ・・」として、数多くの(色相環)が出されて来ました。 → 比較のため、図面は(上が赤・左が黄色に)順序を変えています。
(A)オストワルト 色票と言えば(これか・マンセル)と言うほど有名です。 心理四原色・・赤・緑・黄・青)を、対抗する十文字型に配置したもので、他の色環の原型です。
(B)マンセル  始の色を10色にとり、さらに10に細分するなど・・、色の細分に数値(10進法)を取り入れています。 無彩色は、明度95%以上が(白)・10%以下が(黒)です。
(PCCS)  現在日本で、(標準の色配置)とされていますが、(心理四原色)が基本ですが・・より実際の色配置にした、とのことで(補色は対抗)していません。
(イッテン) あまり知られていませんが・・色がキレイに見えるよう色差を重視した配置、だそうです、 赤の補色が空色です。(実際感覚に最も近いように思われるので・・参考のため掲載しました)
(心理四原色)
 従来からの色彩学では(白・黒)を色扱いしません。他の色を円板状に並べたが(必要なとき中心に白黒軸を立てました)。
 表向きは(三原色)と言いながら(CMY)を加えて(6色)にしたり、(CMYK+W←用紙)と五色になったりです。 色が円環状に並ぶとして6色円環、+白黒軸など、も出されましたが・・ どれも今一つ(実感に合わない)ので、(理由ナシで)黄色を加えて(四原色)としたものです(10.22の図面参照)。
(色立方体は6色の色環)
 色の立方体からは、上記のような(HSBに似た)6色の色周期(色環)が見えますが・・上記図面の例は(4原色のリズム)で全く違っています。
 上記の図面で、共通する特徴を探すと・・、四色系は、(赤−黄色−緑)の間は(180゜)で2色と広いが、反対側の(緑-空-青-紫-赤)は4色なので(黄色側の半幅)と狭くなりました)。
(感覚的な色配置)
 第4原色の(黄色)は(積極的な理由が無い)は、イタダケナイのですが、(みんなが感じる)という事実が大切です(決して軽視しないコトですネ)