色立体の球形変換 


 色立体の球形変換
 ★★ 図面が紛れて日付順が狂いました。今日の説明を先にして下さい(雑でゴメンネ) ★★  ←これも間違って出ちゃった、消せないので・・(11.5 月曜分です)
(小立方体は原色グループ)
 色立方体の表面を(田の字型)に切ると、8つの色別の小立方体に分割されます。
 小立方体には、一つの原色頂点(3つの色面で構成される)があります。3面は原色に近い色で取り巻いています。
 頂点の対抗点は(元の)中心です。3面の各点から元中心に向かって(色彩度が下がる)色が並びます、これらは色彩度が違うが、同一の(色相)です。
 小立方体は、(例・赤色の(色相グループ)の集まりです。
∴ 色立方体 ←原色グループ(8つ) ←色相1(←色彩度0、〜色彩度X、・・)
          ←   〃        ←色相2(←色彩度0、〜色彩度X、・・)
(色空間の基点)
 昨日のロ−カルカラーは、立方体の(頂点付近を切出し)て、遥か上方から眺めたものでした。
 頂点は(実は3面の集まりで)角錐形ですが・・
 (色空間は、広く大きいので ←(地球のように大きい)と考えると、原色付近の六角形は(球面の一部だが)ほぼ(平板)と見ることが出来ます。 これによって、斜めだった(色彩度も垂直)に見ることが出来ます。(北極や南極は経線が集中しているが平べったい)
(球形変換)
 次に、正六面体を球形に変換することを考えて見ましょう。(第2図)は、立方体の部分断面(中心から表面までの距離を(1.0)です。
 いま、直交座標系の、任意の位置(P点)=P(xyz)がある、として
(O-P)の長さは、=√{(x^2)+(y^2)+(z^2)}となるので、
 P(xyz)の値を、夫々(1/(OP))倍すると、P点は P1の位置に縮みます。
 立方体の全地点(位置)に、この操作を加えると、立方体を(内接する球形に)圧縮・変形することが出来ます。
極座標表示)
 これまでは、色データの座標配置して色を作る観点から(色の立方体)を考えてきましたが・・、
 これからは(色の見え方)を探るので、(色の中心)に視点を置くことにしましょう。
 円形は(中心から等距離の位置とか広がり)、球形では(四方八方)放射状に拡がる、とか・・、このような、「1点(中心)からの広がりの、距離や方向を扱う」ものを(極座標表示)と言います。
(色彩分布は球形か?)
 「色の分布が立方体になる」は、「感覚的に馴染めない」という人が居ます(※)。 そんな人は(球形変換機能が別にある)と考えて下さい。
 これまでの三原色は(X+Y+Z=1)の形で、色はどれも3色の混合・配分なので、円形(円板)分布が、絶対になったようです。
 オストワルトやPCCSなどの色票も(円形分布)で、そのように見えるのは事実なので重視しますが・・
※ ← 筆者は、単一色は存在せず、色はすべて集団分布と見るので(困らない)のです。 
 「実際の色の見え方」は、感覚の問題なので(色物理)とは別に、考えましょう。