これからの色彩


1029 これからの色彩
 これまで「光と色」について掘り下げ(実験なども加えて)ついに、本講の今回の講座で(色の原因)が明らかになりました(※)。 
 筆者は、今更、自慢たらしく言わないが・・、このことは大昔から(近代科学以降でも300年余り)の疑問であり、誰も(何等の解決の糸口も見出せなかった)・・色彩学の根本に関わる最大の課題でした。
 →(新しい色彩学)と言っても、ほんの入り口、いま始まったばかりなので、・・後を皆さんに続けて欲しいのです・・)。 
※ 近代科学が拓かれ、色彩にも導入されたが(未消化の科学を押し付けた面があり)、従来からの(経験や法則)を重視する(心理色彩派)と相容れず(対立・対抗)の歴史を続けてきました。
 したがって、現在の色彩学は、両者の(妥協の産物)で、およそチグハグなものばかり(理論の整合性は全く無い)シロモノです。
 ← (又もや脱線・・、もうこんな(非科学はナシ)にして下さいネ・・。
(光センサーの役割)
 これまで、「光と色」の関係について、(光=→色)と直接に結果を求めたため、複雑なシステムの経過が、一向に見えなかったようです。
 今回、目の網膜(センサー)が光信号のキャッチし画像データとしての配信することと、信号を受け取った視覚システム(コンピュータ)の働きを分けることで、・・輻輳する現象をかなり整理することが出来た。・・と思っています。
(頭脳システムと色利用)
 センサーのデータ構成は、勿論、頭脳側の画像組立てや(解析・判定)の作業を見越したものの筈ですが、頭脳側は、当然(利活用の便宜)を考えたシステムに成っていると思います。
 従って、センサー側の働きは、光のデータ(分布・強度)収集、が中心ですが・・頭脳側は、色彩利用の利便に向いた(システム構成)だろう、と思うのです。

(従来からの色彩分野))
 色の成り立ちや組み合わせ、それらがどのように利用され、相互のどんな関連を持つか・・など、・・色彩の専門分野(特に利用面)について、筆者は(正直なところ)全くの素人です(専門は、電気通信。趣味、パソコン)。 多くの皆さん方が、経験もあり実績を積まれている、ことと思いますが、・・
 これまで見てきたように、ここにも何か、筆者の(異質な経験や解析力)が役立つならば・・と思い、除いてみることにしました。 ← (未経験ゆえの早とちりや勘違いもあろうか、と思います。 お気づきの場合は、ゼヒご指摘ご指導をお願いする次第です。

 → 今日の図面は、現在の色彩学への(色配置の変遷 7月26日 )のものです。