昼の目と夜の目 


 (昼の目と夜の目)
(図面(1)は、暗順応の様子、(2)はプルキンエ(青色シフト)現象、(3)比視感度)
 これまで、棹体センサーは(感度は高く)夜間専用で、昼間の(色彩画面)とは、切替動作だ、と説明されてきました。 ←(筆者は、早くから「昼の目・夜の目」があり、両者の動作は異なる、(画像解像度の点から)棹体は昼間も動作している、と主張してきた)

(視野の分割)
 都会などで、夜間、近くの建物や景色を見るとき(電灯・蛍光灯など)一定の照度があれば、(色彩を検知し物を見る)ことが出来ます。 ←(つまり、近景の色彩画像のレベル範囲は、錐体センサーが働いている)
 次に、この時そのまま目を空に向けると、暗い夜空に星を眺める(探す)ことが出来ます。 ← 錐体の(色彩レベル)と、棹体の(星空のレベル)は大きく違って(昨日の図で20倍以上)います。
 どちらも別々に動作して別の画面を持っていて、最終的には、棹体が(上空の範囲)を・・錐体が(近接物の範囲)・・に分割して受持ち表示をした、と思われます。 → (青色感度が空と近景を分ける)

(画像の表示順序)
 出力用の画面は、高感度の棹体センサーによる(明暗画像)がベースとして常時記入されていますが、・・ そこに錐体からの(情報が来れば)ば(色彩で上描き)されて、棹体情報は(マスク←隠蔽)されて見え無くなります。(切替動作はしない)
 ← 夜間に見えた星は、明け方の(空の光で消されて)見えなくなるのです。(都会の青い夜空は星より明るく、星を消すので゙全く見えないのです → トホホ情けない)
∴ なお、棹体による明暗画像(星や月様など・・は青白く冷たい光だが、錐体の白黒は、ザラつき感があり(光質が違って)います。

(再び青色の感度域)
 青色の感度域(S感度)は、
*1 LM感度域をピッタリと外して、近紫外線域へ拡がっています。
*2 太陽光がある場合は、遠距離空間域と判断して(青空の表示)となり、太陽光が無い場合は、近距離散乱の(倍調波)と判断します。