番外です 

 ゴメンネ!「本日分の原稿」は手違いで・・(昨日掲載)しました。 (大切な所なので、今日のは(下書き原稿です)が、(抜け防止と復習のつもり)で掲載したものです。未読の方は、(昨日分が本番)ですので、差し替えて下さい・・

 (中心は無色)ーPart2    

(色画像用のの出力データ)
 3つのセンサーの出力は、色々の処理(空気の色・データ化・レベル調整・など・・)を受けて、最終的には(赤・緑・青)の3枚の、出力用の(画像データ)になります。
 この画像データ は、どれも(+〜0〜−)の間に分散したデータですが、 極端に明るい(または暗い(+や−)データは少なく、中間レベル(0)のデータが多い、と思われます。
(色のバランス)
 通常は、3枚のデータ分布に、それ程大きな違いは無いのですが・・、朝夕の陽ざしや天候、(電灯や蛍光灯など)光源の違いなどで(色データのバランス)が崩れることがあります。
 画面全体の色の偏りは、3つの(移動平均値)の違い、に現れます。 このとき、3画面の(色の基点を揃えること)で、色の偏り(バランス)を修正することが出来ます。
 ←実際の動作では、(この値を(0)とする)(始めから値は求めない)ことで、データ(=色)の偏りが、修正されます。  つまり、移動平均という手法によって、(データ作成)と(光源の色修正)が自動的に完了します。
(色の順応)
 色画面が作られ正しく動作するためには、(データ収集、画素の色判定、色画面の作成、平均や画面の分布、データの比較、修正・・など)、実際には、かなりの時間を要するもので(色順応)と呼ばれています。
(色立体の中心は無色)
 上の(色データ)の分布で、全データが一様に揃っている場合が・・色の立方体になります。 色立方体は、中心を対称点として、全ての(色と補色)が対向して集まったものです、 中心は、全ての色が(打ち消し合う)ので(無色)になっています。

∴  さてここで・・(チョット待った!)・・です。 3枚の画像データの、データ頻度の最も高い所は、(データ値(0)=無色)・・?、つまり(画面内容の殆どは、無色だった)ということです。  ・・・・????・・・・????・・・・(どうにも不思議!)

 考え直して見ましょう。 私達が目の前に(見ているモノ)は、何でしょうか?・・ そうです(思い出したでしょうか?・・)、貴方の目の前にあるのは(空気)でしたネ・・
(空気の色)
 (そうです。空気の(色を打ち消す)手法が有りました ← バンザイ)。
 光源の色に偏りが有る場合、色軸の中心は、光源の色方向を向くので、光源の色は消されて(色バランス)が修正される、のでした。
 →(空気の色は、出現頻度が圧倒的に高いため、その色方向は、ピッタリと(光源の色)に一致します)
 ∴ 目の前は、余りも近いので(空気の色)を見逃がしました・・。遠くの山を見ると(空気の色)がよく見えます。