中心は無色 


 (中心は無色)   レベルと補色
 色立方体は、3つの入力信号で指定された色を(検索・出力)をする(色への変換装置)でした。
(入力レベルと色)
 上の図は、入力信号の強さと色の対応と、低レベルの補色の様子を示したものです(5月31日)。
 * 入力レベルの範囲は、右端・(8=2^3乗)〜  中間・1=2^0乗)(基準レベルです)
             左端〜(0.125=2^-3乗)で、 全(6Lv)の範囲です。
 * 入力信号のレベル(赤色の線)が低い所(1.0→0)は、補色の範囲は(実際には光も弱く、明るい色の影で)よく見えません)
 * 相対レベルが(1)を超えると、(色)は次第に明瞭になってきます。
 * 人の感覚は、入力レベルの上昇に対して(比例せず)次第に感度が鈍くなってきます。 
   → さらに程度を超えると変化を感知しなく(飽和)なります。
   → ここでは(レベル4を超えても)殆ど黒線(感覚)は上がらない。
(色軸の中間)
 図の下方の色並びは、両端が補色で(色軸上)の色を示しています、中間の灰色部分は、立体の中心付近になります。 補色の中間は(両方の色が打ち消し合って)→(無色)です(※)。
 なお、図でも見られるように、中心付近で急激に色が無くなり(彩度が落ち込む形で、(無色)の部分は狭い範囲に限られます。
※ 白と黒との色並びの中間の(灰色)が見えたもので・・本来は(無色)で゙扱うのが正しいのです。
(色彩度の変化)
 したがって、中心から外に向かう(色彩度の変化)は、中心は完全な(無色)ですが・・外に向かって急激に(色彩度)が上がりますが・・次第に色の着き方が緩やかになり・・表面付近での色変化は小幅です。
(中心位置の無色)
 サテ、ここで注目して欲しいのが、立体中心付近の(無色)です。レベルの中央でデータ分布が最も多い所なので、ここが(無色)??・・
   と、悩みますが・・もう一度考え直して見ましょう。
 最も色分布の多いもの ??・・ 土地、木の葉、空、・・そうです(目の前の空気)だったのです。
 先に(−M)で、空気の色を除去しましたが、これは(センサー感度の形)で固定されています。
 また、色順応も(空気の色も抑えます)が、色全体の偏り(バランス)修正が本命です。
(光源の色特性の除去)
 (空気の色の分布は(圧倒的に多い)ので、中央レベルの消去で・・空気の色を精密に取り除きます。
 ← 中心付近の(急峻な特性)は(他への影響を少なくするため)でしょう。
 だからここは、空気だけでなく →夕陽や灯火・照明など(特定の色光=光源色)を的確に除去するため
ということになります。
(無色は透明感距離感です)
 色彩工学での(無色)は、以上の通りですが・・実生活では、色を薄める(水や空気など、透明な物品の)ことになります。
 目が見る(画素の一定の範囲)の中に、(赤青緑)の色素子 →(色相)、色を薄める(無色)の素子 →などが、光の強さ(エネルギー)を示す素子や混じっています。
 大気や水などの透明層を多く潜ってきた光は、(無色)を多く含み、(色素層では色も選別される)キレイな(透過光)になります。
 画面の中で、色を薄めることは(距離感)を表すことになります

** 明日の予定でしたが掲載しちゃいました。消せないのでこのままにします。・・やっぱり筆者の時計は、大狂いのままです。ゴメン! **