色温度とセンサーが捉える色 


  色温度とセンサーが捉える色
色温度は輻射域の移動)
 今日の図面は、熱擾乱輻射における帯域移動の話です。物質の温度の上昇に伴って(長波長→短波長)域へと移動し、 最大輻射点は、赤外線域から→可視光線域を越えて→紫外線領域へと抜けて行きます(1月14日参照)。
(輻射域の分布傾度の回転)
 輻射範囲が広く、可視光線域では(山型に見えないで)、波長分布が(時計回りに)回転するように見えます ←(ここが中々、理解し難いらしい・・)
 右上がり傾斜は長波長光(赤外線域の分布)。水平は、緑光で可視光域が輻射の中心です。左上がり、最大輻射域が紫外線側に抜けた状態です。
(光の分布の傾斜と色感度)
 目は、虹彩絞りを調節して光の入力を、測定レベルに合わせます。(今ここでは、553nmM感度の頂点付近に設定して見ました)。
 (L−M)域に、2千→4千度(赤関係の色)。次に、5・6千度の光は、ほぼ水平です(Mは−で、下側の外れ域)ですが(赤緑青)全域に掛かるので(白)になります。
 更に上の温度(実際には空の色)では(光分布は左上がり)空色→青色の領域になります。
(波長分布域と色)
 上の図面のように(波長が色を)作るのではありません、(波長分布の傾斜)と(感度曲線の配置)が色を産み出していたのです。 ←(シッカリ豆ペーに書いといてネ・・)
、私達は、(紫外線領域から赤外線の領域まで)非常に広い範囲の光分布を探し求めて、その結果を、(赤から青への僅かな色範囲に並べて)見せていました。 特に赤色側では、(波長と色の対応)は全く違っているのです。
(紫外線から赤外線まで)
 まづ、光の(波長と色は対応しない)、ことを銘記して欲しいのです
 錐体センサーの(実測範囲)は、(可視光線の範囲)ですが、測定対象は(赤外線領域)に大きく拡がっています。
 棹体センサーの稼動範囲は、可視光線域より(短波長側に広い)と思われます。
 →(このように直接対象に触れない遠隔での測定(レーダーなど・・)を、リモートセンシングと言います)
∴ いずれにせよ、可視光線範囲は(完全に違っている)ので(訂正)する必要があります。
 (暗い所で見る(赤色も緑色も、570nm)辺り)で殆ど同じ波長です。 明るくなると(緑は500nm)・赤は650→700nm(茜色は明確でない)へと拡がります(ブリュッケ現象)。
 色は、人の心に発生するもので、物質のように、これと言った決まった値が出せないのです、皆が納得出来る条件をつけて一定の範囲に押し込む、ことに成りそうです、ネ