色彩の革命 


 色彩の革命
(色の基点)
 今回、補色の色扱いが入ったことで、立体の内部の色についても検証することになり、これまでのグラフ表示(座標)について、見直すことにしまょう。
(直交3軸の立体座標)
 私達が普段に生活しているのは、3次元の立体空間(時間は4次元・地球は極座標など・・など、色々あるが省略)で、普通は、あまり意識もしないが、直交座標(感覚では、前後・左右・上下)で考えています。
 本講の、色の(直交3軸 ※1)配置は、工業用の色彩データ(RGB方式)を改良したものです。 
※1 →(直交は、色が相互に干渉しない・・の意味がある)
(座標基点)
 RGBデータは、RGBの全てが正の値(0〜255)なので、直交3軸の座標系で、(8つの角度象限)のうちの(1象限のみ)を使用し(色の分布は、基点(0)を黒色とし、全色が(1/8)方向にしか広がらない)極めて特殊な型になっています。
 本講の色配置は、(立体空間の全方向に色が広がる)ごく一般的な座標利用の形です。
(座標基点と色の配置)
 直交3軸を、色の要素夫々(LMS→RGB)に割り当て数値も(0)←(色の基点)を、座標基点に一致させています。
 これによって、座標空間の位置的な広がりが→ 即、色の変化に対応することになり、・・→色の命名・諸種の色操作・計算に多大な利便を産むことになりました。

(色空間の取扱い)
 ここ、何年か・・筆者は、新色彩方式による「色空間の取扱」について(手を替え・品を変えて)説明を行っててきました。 →(とくに昨春の災害以降(従来色彩学の不毛の点を明らかにし、解決を図って来たので)現在の講義内容は、確信を持って進めています。
 先日からの(色彩計算)は(実に明解→暗算の範囲)なので、気付かない人が多いようですが・・これまで色彩を(的確に表す方法)は無く、ましてや(混色法)などは、昔から職人・芸人達の(極秘中の丸秘事項でした→今でも)(水彩やペイントの混色法)の書籍が多数あります)。
 (色材料の調合)
 これまでの(パレット操作)の全てを「簡易計算」に置き換えるもので(色を数理的に扱う手法は、全く無かった)、その道の人には大変役立つだろう、と思っています。
 筆者は電気通信の技術者で、実際の色扱いは、素人です(パレットは筆者の子供時代のお遊び)です。(陰の色→補色)や(輪郭→動画)などは、図画のセンセイから教わった事柄ですが・・、次の色彩度は(透明で距離感を見せる・夕暮れ時の色の変化など)目の反応の通りだと思うのです。  
(色彩度)
 これも、分かったつもりの人が多そうですが・・(役立ちそうに見えません・・)?。
 色彩の調整は、ごく僅かの操作でも、直接・間接に(色バランス・その他)が狂うので、(色調整の困難さ)は、色を知る人ほど・・身に沁みて承知しています。
 とくに(色要素の調整)では、(どれ一つを動かしても、全ての要素に影響する)が常識で、この操作は(事実上禁止)されているのです。
 今回の新しい(色彩度調整)は(色相に影響を与えず、操作が可能)・・ということで、これまで全く困難だった(色彩度の調整)を、他の色要素と切り離し(完全な独立)を可能にしたのです。
 この(色操作の独立)は、色彩の世界では、積年の夢であり、到底実現は不可能と思われていたものです。
 ← 筆者は(年だからねネ・・自慢たらしく「デカデカ」とは掲げないが・・、この講義の内容は、歴史的にも世界的にも(この上ない発見)で、「色彩学の大革命」なのです。
 初期の(座標→色の基点)など、特許に懸かる部分も有りますが、その後の殆ど全てを開放しています。 本講義で、今これを読まれた、貴方は、本当に(ラッキー)です。こんな快挙は、そうザラには有りません。 
 ・・講義は殆ど終わりに近付いたけれど・・ シッカリ学んで(自分のモノ)にして下さい。