色料の調合 


 ☆☆☆‥‥なお、この(色空間→座標→色配置→色検索、のシステム)は、、私の特許申請事項なので、(一般人の利用)や個人研究などには、開放していますが・・(商・工業的な利用)は、お控え下さい。‥‥☆☆☆

910  色料の調合
(カラーパレット)
 RGBデータの(全色票・6面)を作ると、「これが完全な(カラーパレット)になる」ことを、筆者は偶然見付けました(ミラクルパレット、8月3日)。
 当時は、理由も解からず(私のノウハウ)でしたが・・、混色(色料の混合)の様子を、(色=座標)の関係を使って調べて見ましょう。
(色位置の確認)
 (図面の目盛りは(1〜0〜1)で見て下さい) 色を扱うために色名は必須ウ事項です(シツコイですが・・次の頂点座標は、確実に覚えてネ) 

 (赤)色の座標は、(RGB)の(R)を残して(GB)を反転(MY)にして、結局(RMY)です。
 (緑)色の座標は、(RGB)の(G)を残して(RB)を反転(CY)にして、結局(GCY)です。
 (青)色の座標は、(RGB)の(B)を残して(RG)を反転(CM)にして、結局(BCM)です。
 (白)色の座標は、(RGB)のすべてを残して(RGB)です。
 以下の色は、これらの補色なので、上記の反対です。
 (空)色の座標は、(CMY)の(C)を残して(MY)を反転(GB)にして、結局(CGB)です。
 (茜)色の座標は、(CMY)の(M)を残して(CY)を反転(RB)にして、結局(MRB)です。
 (黄)色の座標は、(CMY)の(Y)を残して(CM)を反転(RG)にして、結局(YRG)です。
 (黒)色の座標は、(CMY)のすべてを残して(CMY)です。
(色成分の分解と合成)
 一つの色がある場合、その色は3つのセンサー出力(LMS)が(途中の演算はあるが)頭脳を刺激して作り出したものです。
 二つの色を混合(足し合わせ)る場合(頭脳を直接操作は出来ないので)、色を元成分に分解して足し合わせることにします。

(例1、2色の合成)
 色料混合の例として、(赤色)と(緑色)を等量足し合わせることにします。
     R(L)   G(M)   B(S)   数量    
赤色   +1     −1     −1     1
緑色   −1     +1     −1     1
―――――――――――――――――――――――――――――
合計    0      0     −2     2  
  で、2倍の数量が出来たので、数量を換算(2で割る)すると、(R0、G0、−B1=Y1)です。 (Y1)は、一見(黄色)のように思いますが(要注意)、・・(Y面の中央 →暗い黄色)です。← 普通の黄色は(YRG)です

(例2、3色の合成)
 更に黄色を加えて、3色の合成を試みます。
      R      G      B    数量    
赤色   +1     −1     −1     1
緑色   −1     +1     −1     1
黄色   +1     +1     −1     1
―――――――――――――――――――――――――――――
合計   +1     +1     −3     3 
  で、3倍の数量になったので、数量を換算(3で割る)と、(R(1/3)、G(1/3)、−B1=Y1)です。
 この位置は、先の(Y面中央)より(1/3)黄色側に寄った位置で、やや黄色が増した所です。

(例3、2色の合成)
 これまでは等量の色料でしたが、こんどは(赤色)を2倍に増やして見ます。
     R      G     B     数量    
赤色   +2    −2    −2     2
緑色   −1    +1    −1     1
―――――――――――――――――――――――――――――
合計   +1    −1    −3     3  
  で、3倍の数量が出来たので、数量を換算(3で割る)すると、(R(1/3)、G(−1/3)、−B1=Y1)です。 (Y面の中央 から、赤色に(1/3)近寄り、赤味が増した位置になりました。

∴ 以上、色材の配分による(色の移動)は、上のように(色を3成分に分解して、夫々を別に加算する)ことで、新しい色名(空間位置)を求めることが出来ます。