色の調整 


 色の調整
(昨日の復習)
 色の座標(色名)は(最大のポイント、必ずマスターしてネ・・。
 色の調整を行う場合、(RGBの値を操作)を(少しづつ様子を見ながら)しますが(← 僅かな操作でも、全ての色に影響を与えるので)、最小限の変更に留めるのが基本です。
 写真の世界では(白跳び・黒つぶれ・色転び・・など)色空間を外れる、過激な色操作(色彩の破綻です)が横行しています ←(チョット横道か・・)。
 今日の図面は、一つの色操作が、(画面全体の色)を、どのように変えるのか?・・を纏めたものです。(RGB方式のため、数値(負値など)に注意)。 
 (RGB)の数値の取扱、色変化の様子・・など、色扱いの練習になれば・・と出したものです。
(右側図面の色)
* 四隅の色は、(黒緑黄色赤)と回り、黒の対角位置は黄色(Y面)です。 * Y面の中心から上へ向いた三角形にあり、矢羽根は(G)面向きです。 * 上辺の中点から、左右の目盛りは(黒−赤)、右側なので(r)側になります。→つまり、色名の3文字は(y、g、r、○○○)になります。
(座標値と色の変化)
 今日の図面は(RGBデータの時代←現在も)に、データ値の操作によって(色がの変わる様子)を纏めたものです。
 (新色彩では、負値を使うので、(R→小)は(0→C)になります。表面の値(B=0)は(C=1)、(G=255)は(G=1)となので注意して下さい)
(1)図表の説明  上から第1行目の図表
* グループ名となっていますが、(Y)の色面です、四隅の色が、KGYR(黒緑黄赤)と廻ります。
* 見た通り色面の模様柄です。
* 上下移動、Rの値を中央水平レベルより上に(↑、Rの値を大に)の色変化、
             〃        (↓、C  〃  )  〃   、
* 左右移動 Gの値を中央より左に(←、Gの値を大に)したときの色変化、
           〃   右 (→、M  〃  )    〃   、
* 表面の値は、Y面は何処でも、Y=1で、表面より中に入ると色度が下がり(Y→0)に近付きます。
 (第2行以下の図表)
* 上と同様、左端は色面の名前は、順に(→、M、C、G、R、B)です。
* 4隅の色です、ここで、(K・W)の一つ跳んだ隣(斜め向こう)が色面の名になっています。
* 上下方向は、上と同様ですが・・第1行の場合、黒から赤色への変化でした(ここの目盛りは上が赤(R)で、中間は0、下の黒位置を(−R)空色とします。
  左右方向も、上と同様ですが・・第1行の場合、黒から緑色への変化でした(ここの目盛りは左が緑(G)で、中間は0、右の黒位置が(−G)茜色とします。
 (第4行以下の図面で、白頂点があるばあい、白から黄色への変化なので、(−Y)の青色光が白を作る元だ。
 同様、白からそらいろなら、白側は(−C)赤色光が白を作った。同じく白から茜なら(−M)緑光が白の元になった。 と考えます。
 以上(途中がヤヤコシク、どうしても理解出来ない人は、この項全部諦めて・・)以下の結論だけを、見ておいて下さい。
 (結論)
 (R・G・Bの値を、単純に動かす操作)だけでは、(上で見たように)画面内の全ての色が変化をするのです。
 一部の色操作が、全ての色に影響し色変化を起こします。
 このことは、大昔から(現在の色彩学・操作技術を網羅しても避けられない)の常識になっています。
 (色空間の逸脱)
  写真の世界では、デジタル化技術の発達で、理由のない(色の置き換え)などが、強引に行われています。 
 (白跳び・黒潰れ → 数値扱いの色操作で(実在しない架空の色)が起こることです。
 (色が転ぶ → 小刻みの色調整を試みたが、予想外の色変化が起こり、色を潰してしまう、ことを言います。
 いづれも、色の本質を離れた目に余る(デジタルの色操作)で、分けの判らぬ(ガキのいたずら)と同じレベルです。