座標位置を探す 


 (座標位置(=色名)を探す)
 色を扱う話で、その色が(何処の、どんな色)なのか?、が判らなくては話が進みません。
 これまで、色を適確に表す方法が無く・・、今でも、基準の原色も決まらず、色の展開なども(会社によってマチマチで(マル秘)扱い →(プリンタなどでは機種毎にプロファイル調整)になっています。
(基準の色)
 色は(人の感覚)だから、人によって少し違っています。、波長(○○nmが原色光)と決め付ける のは早計で、やはり世界的に被験者を集めて(平均値を求める)などの工夫が要ります。
 新色彩は、センサー(感度の収集から始まり、頭脳の色展開まで)を追ったもので、(原色が決まれば)その後の(色の扱いは、ほぼ完璧・・)と言える状況です。
(色の配置と色名)
 (RGBデータ)は、全色を扱うので、系統色候補の最右翼でしたが・・(色名とした場合、名前と色の不一致、データ(RGB)による色調整が難しい・・)などの理由で、一般の利用にまでは至っていません。
 新色彩では、(座標位置=→色名)としたので・・、色範囲は(全色の扱いで広く)、何より(色扱いが明解 →子供の暗算程度)です。 ←(前口上はこの辺で置いて・・大袈裟には言わないが・・以下をマスターして、この方式の絶大な利便を実感して下さい)
(色票と色の指定))
 (色データ)が決まると(色票)などを使って実際の色を求めます。逆に、色が示されて、データを求める場合もあります。どちらも(色票など)を使って、色の比較をしながら精度を上げる作業(色の同定)になります。
 実際の色と、これを表す(色データ)との対応は、作業効率の上では極めて大切な要素になります。
(色指定の実習)
(色名の求め方)を復習して置きます。
* 6つの正方形が(色面)で、中央の文字が(色面名)です。
* 上側の3面は(上が白色)で、白の斜め向こう(ま下の隅)の色(左端の正方形なら青色)が色面名になっています。
* 正方形の中央から、十文字方向に出た矢印は、次の面の中央(右下方向なら(C)を指しています(矢印方向をそのまま延長する)。(Cの方向)と(目盛り値(8)を記憶します。
* 矢羽根の先から左右どちら側か?(右上方向なら(G)向きです。G向きの目盛り幅(0〜6)で6を記憶します。・・(第3の文字が難しいなら、白色に続く稜線はRGBのどれか、黒色に続く稜線はCMYのどれかと考えます)
* 以上、3つを順次合わせて、第1文字(B)面、第2文字を(C8)、第3文字を(G6)になります。 → (丸B面)の斜め右下の色は、(bcg、10、8、6)となります。
(例題1) (cgb、10、7、3)の色は何処ですか?。
 * 第1文字は、色面(C)なので、左から2番目の(黒―緑)のC面です。 * 第2文字は、矢羽根(g方向)です。 * 第3文字は(b3)なので、G向き矢羽の先から(b目盛り幅3)です。 → (丸C面)の右斜め上の空色に薄く緑の混じった色になります。
(例題2) (丸Y面)右横のやや上の(赤黒い)色名を求めましょう。
 * (丸Y面)の右なので、色面は(Y面)です。 * やや右上なので、矢印は(R面)に向かいます。* 第3文字は、少し右下に下がるから、矢羽根の先から右下へ下がり、M目盛り幅になります。 → 色名は、(yrm、10、x、y)となります。
☆ → 判り難い人は、色アドレスの図(8月7日)でボックスを作って考えて下さい。