色空間と座標 


 色空間と座標
 季節は(残暑)の筈ですが・・、暑い日差しを避けて専ら夜行専門の筆者、胎内時計は常時(昼夜の反転)で狂っていましたが・・ツイに(1日の周回遅れ)ご迷惑を掛けてしまいました。
(座標目盛り)
 正確な色名を表すために、(座標目盛りを色名に・・)と話を、出してきました。
 色立方体の図面も、既にお馴染み・・、座標の概略(軸・面など・)は(ほぼ理解されている)と思います・・が、
(空間と座標)
 空間と言うのは(現象の起こり得る範囲)程度にしときましょうか・・、地上の物では(引力その他)が方向の基準を決めていますが・・、
(空間)と言うのは(範囲)だけのことで・・、色空間と言う場合(基点・軸方向・目盛り・限界範囲・・)など具体的な中身が実際には必要です。
 新色彩の色立方体では、センサー感度からの出力を(色方向を作り出す要素)と考え、(色方向)は、3つの(方向成分の合成)とします。
(従来の色立体)
 従来の色彩では、(例えば、黒からある色へ)の、方向と大きさ(→ベクトル)を(=色そのもの)としています。
 そのため、一見、3原色は(直交・独立)のように見え、他の色も旨く並んだように見えましたが、・・ 実際の色扱いから(6つの原色・白黒など)を導入したので、色の基本(軸・方向)と色配置の関係が崩れ、色体系はメチャクチャです。
 ←(センサー感度と色彩)が直結して(物理・生理現象)が色を縛り、色が身動きが取れない状況です。
(新色立体は色の配置)
 新立方体では、センサー感度出力を軸方向に採り入れたもの(グラフの目盛りや軸は、センサーの話)で、・・ 立方体は、何処までも(色配置の様子)で、(色そのもの)ではありません。 色の配置で(中心から表面への方向)が(色の方向)ですが・・(色ではありません)。
 色は頭脳が創り出すもの・・センサー情報から(カラーボックス)を作り、それを解析して色を創り出しています。センサーから離れて(色配置が自由に)なっています。
 色立方体の情報から(頭脳が色を作り出す)のです。 グラフの中心から、立体放射状に、色が拡がる(色彩度の方向)をとし、立方体の表面を(最高の色彩度)としました。
 色軸は、(原色頂点−中心−補色)を結ぶもので、色軸同志は(直交ニはならず)相互に関係があります。
(軸目盛り)
 旧色彩では、黒からの色の違い、つまり黒からの距離(強さ)や方向が(色そのもの)でした。
 RGBデータでは、(黒から3原色まで)の変化幅を(256分割)して基準目盛りとして使ってきました。
 新色彩では、グラフの中心(=0、基点)から表面までが、色の範囲なので、この変化幅を(0〜1、100分割で%表示でもよいが)と目盛ることにします。
 (図面では、分りやすく10分割とし、(0.0〜9.9)などは(0〜9)と少数を切捨て表示を使っています)
 色軸の方向を(RGBK赤緑青黒、CMYW・・)としたので、計算上(負値)が出た場合、(−R)を(C)に読み替える・・などが要ります。
(空間距離)
 色の配置は連続的で、色の違いは(位置の違い)です。 同じ色面の場合、色の違いは(距離幅)ですが、他の面とでは、立体的な(空間距離)になります。
 実際の色扱いでは、やや馴染難い・・と思うので、球形の極座標表示(後述)も考えますが・・原理として立方体の色空間を確認しておいて下さい。