色立方体の内部
「なぜ(色の立方体)なのか?・・、(色環の立方体)と同じでないか・・、という意見(質問)があります・・。
色立方体の導入は、LMSの3センサーから導かれる(3つのの出力値)は、目的が異なり、夫々の値は相互に関係がナイ。・・として直交する3軸立体座標にしたものです。
これに引替え、円環は、三原色説に基づき(3色の基本性質は同じ)と、3色は同時(並列・併行の)動作をする(白黒は別物)というのです。 → その後円環型は、色配置を修正(4原色)したり、明度の実態(黄色)などから、イビツな形になっています。
ここの立体模型は、考え方を具象化したもので(形に拘っても)余り意味がありません。 どんな条件が、何のように働いて、何んな結果が出たのか、どのように利用されるのか・・それらの道筋に誤りはないか・・などを検証して下さい。 実際な原理の適用、数多くの利用、応用によって原理を定着し、利活用の道を広げて行くのです。
(このギロンは、この辺で・・。でもこれは(色の見え方の話)だけです。 →(色の本質は)まだ別の所に在りそうですネ・・・。
(色立方体の内部)
新しいことが多く、呑み込めない人が居るようです。少しペースを落としましょう・・
色についての話は、始まったばかりですが・・ (まづ、アウトラインを掴んで欲しい)ということで→(詳細は後廻し)にして、 色扱いの最も基本(原理)を見てゆくことにします。
旧色彩学で、色の三属性(色相・明度・彩度)と言われる部分ですが、(ここは完全な間違い)なので、これまで学習した知識は、全て放棄して下さい。 ← 他の書籍や(エライ先生)は全く参考になりません。
こんなとき、これまでの先入観が(学や知識の有る人ほど)邪魔をするものです。
← 先入観を捨てて(素直になって)、筆者の言うことを一歩づつ検証し(貴方の感覚で)納得しながら進んで下さい。
筆者は、決して(難しいことを)言ってはいません。 これまで他人が触れなかったことなので、耳新しく新鮮で(驚きが大きい)のです。 (この講義は、数年前から続けています。理解できない場合は、一応筆者の講義を遡って見て下さい。← (その上でまだ不審なら)、直接筆者にご連絡下さい。
(色立方体の内部)
詳しいことは明日からにして、色立体の(外観=概観)を振り返って見直すことにしましょう。
上の図は、 立方体の見取り図と色軸の色変化を描いたもので、せっかく描いたのに、掲載してなかったものです。
説明は、これまでとダブルので省略します、各自で(概観説明)を纏めてみて下さい。
(色軸の色変化)
昨日は、立体には4本の色軸があり、立体の内部は、この色軸に対応した色変化をしている、と言いました。
上の図では、中心となる(色軸の色変化)の様子が、示されています。
プリントが悪く明瞭ではない、のですが・・、色の両端の付近の色変化幅は小さいですが、中心に近くになると、急激に灰色の混入が多く、色が変わります。
これまでの色彩学が(白黒だけを明暗変化)としてきたのは、誤りでした。