ミラクルパレット 


  ミラクルパレット

 筆者が、たまたまプリンタの(調整用のデータ)として「RGBの色見本」を作りましたが、・・・これが立方体になり、この6面の色分布で(全ての色)が示され、全く新しい(色の組み合わせ)が出来ることを知りました(※)。
(正に晴天のへきれき・・)で、以後これを(ミラクルパレット)と呼んで、私の色作りの秘密兵器になりました。
※ ← 筆者の子供時代白黒写真に水彩絵の具を塗って(天然色写真)だと遊んでいました(写真屋さんが同居していた)。また筆者は、TVの放送開始以前から、カラーテレビの色調整に取組んでおり、色調整の難しさは、嫌ほど身に沁みていた)し色への関心もあった。
   
 (ここからは、以前の記事を、そのまま引用しています)
1)、各面(6)の四隅は、立方体の頂点(8つの原色)のうちの4色の組み合わせです。(赤ー空・緑ー茜・青ー黄・白ー黒)の反対色が同時に居ることはありません。
2)、面内の色は四隅(3色でもよい)の色の混合です。つまりこの四色は、自由に混合可能な色の組み合わせです。
3)、この6面のパレットで、全ての色を作り出しことが出来ます(ここまでの色を純色とします)
4)、組合わせで指定した以外の色を入れると、灰色に濁ります(濁りの入った色は濁色です)
5)、全ての色を混合すると灰色になり、「元色」と呼びます。
6)、自然の色にはある程度の濁りがあります。全ての色は(純色と元色の混合)で作り出します。
7)、3色鉛筆とか3色印刷(用紙の白と黒インクで5色)と言っていますが、元々ムリな話だったようです。
 絵の具やペンキなど・・色料の基本は8原色で、さらに背景用の(灰色=元色)を加えた物だったようです。
7)、色作のコツは、まづ物(景色も)の色を作り、遠距離や明暗などで(彩度が下がるのに合わせて(灰色)を混ぜて行きます。
 ←(色相を変えずに、色彩度を下げて行く)ことが、新発見であり本講座のハイライトです(後述)。