色の原因(まとめ) 


 色の原因(まとめ)

 筆者は、常に「光に色は着いていない・・」と言いながら、この所(色の話)が多くなり(赤色光とか青色の帯域)など・・、と説明をしたので(??)が、ありました。 仰せの通り(貴方の疑問)は当然です。 (赤色に見えた光・・、青色に見える光の帯域・・が正しく(言葉を短く省略を)してきました。 ←(でも、毎回この説明は(文章が冗長になる)入れないので・・、この辺は、承知しといて下さい) 
(色の原因)
 これまでの多くの話から・・、(色の見える原因)(色の見え方)が、次のように纏められます。
(1) 光があってこその色なので、光の存在(波長分布)は、色の感知に(絶対に必要な条件)になります(夢や幻覚など心理要因を除く)。
(2)この光を、人の視覚が受け止めて(色を判定)するのですが、光を受け容れるための許容条件(強弱範囲 ←28Lv程度)があり、その中でも、同時に見得る明暗の範囲は限られ(数Lv)ます。
 この明暗範囲の中の(波長分布)が、色の種類になりますが、さらにこのレベルの僅かな違いが(色の明暗)として感じられます。
(3)この微妙な色の違いは、視覚(錐体)センサーの感度特性の僅かな違いから産み出されるもので、今回筆者が(人の視覚の感度特性)として採り上げたものが(色判定の基)になっています。
(4)光があっても、ただ(空中に存在するだけ)では色にはなりません。 空気や水やその他の物体に当たって(散乱反射)されて、目に入り(センサーに捉えられて)はじめて頭脳が(色)の判定を下すのです。
 この散乱光は、一般的には(物体表面の色)ですが、水面の色や透過光も(同じ原理の散乱光)です。従って、(物質表面の状況←色料だけではない)は、色(光の分布状況)に直接結びついて色を左右しますが、飽くまで光が色の原因で、色料は光を調整するもので、色ではありません。
*(錐体3センサーの特性)−  人の光感度のセンサーは、4種類があり、夫々の役割が異っています。
とくに3種の錐体は、受け持ち帯域や感度レベルも、夫々が微妙に異なっており、これが直接いろの違いを産む原因になっています。
*(光レベルの変化) − この錐体の(感度差)に対して、光レベルが重なると・・、波長による感度差で、センサー夫々の反応が違い、それが色として感知されることになります。
* 光自体の波長分布 − 太陽光と灯火で違ったように、光自身の波長分布が、見える色に大きく影響します、光の演色性(色温度)と言われます。
*.棹体センサーは特に高感度で、夜の星をキャッチする低レベルの明暗、と昼間は緻密な分解能で、物の形や輪郭・色の色感などに働いていると思われます。
 棹体自体には、(色別は無い)とされていますが、透過光や蛍光色または、偏光性と干渉など・・で(色に関係する)・・と筆者は考えています。