センサー感度と色 


 センサー感度と色
 (比較出力と入力感度))
  ラジオ受信機などで、感度が高いと言うのは(大きな音がする)ことではありません、高感度とは(どこまで小さな信号が聞き取れるのか)を言うのです。一昨日の感度図は(一定出力を得るための)入力比率、です。
(代用感度図の作成) 
 正しい感度図が欲しいのですが・・(全くない様子なので、やむを得ず)手元資料(前図の上下を反転し、他の図面との合成等・・)で作り上げた(感度図モドキ)です。
* 出力感度のレベル表示が(幸い)対数扱いだったので、そのまま(上下の反転)で、入力感度を代用させた。
* 本図は、周波数オクターブ表示で作りましたが・・、(他の図面との比較で説明を進めるため)、あえて旧来の波長表示のものを使用しています。
* 図は、LMS(3枚の感度図)を、比較のため(曲線を重ねて表示)したものです。
∴ ← 本図は、(大きいレベル範囲では不正確になりますが、狭いレベル範囲(感度の頂点付近)比較なら正確な筈です、レベルが大きく違う所は(傾向を掴むため)と考えて下さい。

(感度図から見える、重要なポイント)
(ブリュッケ図)
 両図面を、正確に並べ(重ね)ると、2つは全く同じ図面であることに気付きます。
* 明暗レベルによって、波長範囲が移動し、* 暗くなる程波長が接近し、* 黄色などの不変波長が何故出来るのか?、* L・Mセンサーの感度波長が何故接近しているのか、・・など、センサー感度の要点が明らかになってきます。
色温度分布の裾野の傾斜)
 LMセンサーの感度帯域が(色温度分布の傾斜を正確に利用した)のは、偶然の一致ではあり得ない。
  狭い可視光線の範囲から、赤外域の光り分布状況の察知・・など(自然の巧妙な手法)に驚くばかりです。
は、年末・年始および4月に再掲した所です、詳細はそちらを参照して下さい)