データの収集法 


データの収集法
(LMSは長さです)
 3種のセンサー、長さの違いから(LMS)と名付けられました 。これらのセンサーが、(スペクトルや干渉縞)のような光学的な手法で波長計測をするなら・・、(長さによって対象波長が異なる)ことが考えられます。
 具体的な(手順や作業は)まだよく分りませんが・・、Lが長波長(赤色側)、Mが中波長(緑域)、Sが短波長(青色側)に対応することになります。
 (∴ これも一つの手掛かりです、センサーの動作をもう一度洗い直して見ましょう)
(錐体の働き)
 錐体は総数で(数百万コ)ですが(3色分だし中心に密集なので)、画面内の平均的な分布は(デジカメより)かなり粗く、掃引(画面内のデータを残さず拾い集める作業)も容易だと、思われます(レーダー方式のデータ収集については、2月下旬頃に掲載しています)。
(錐体のデータ計測)
 錐体は、昼間の強い光りで働くセンサーです。光強度に応じた感光(視物質)量を生成し、保持しています。 掃引パルスが来るとデータを渡してから(感光面をクリヤして)次回の掃引に備えて・・ を繰り返すのです。
 錐体の名は、その先端の(円錐形)からきたものです・・、 漏斗を円錐形にすることで、(始めは早く水が溜まるが、次第に遅くなる)対数型の水位の計測が可能になります。
(棹体のデータ収集)
 人の視覚システムは(高性能化)を狙って(高密度データ ←多数のポイントデータの高速処理 ←2値データで)など・・の手法を選びました。
 通常の(データ収集法)では、とても追付かないほど、超多数の棹体が、網膜を埋め尽くし密集して居ます(1億2千万個)。
(画素グループとローカルポイント番号)
 従って、網膜を画素単位(120万画素)に分割すると(1画素は100コ程度)の集まりです)。 個々の棹体は(19番地の9)のにように(番地と補助番号)の組で呼ばれます。
 繰り返しの掃引では、先に補助番号を指定して、番地データを集めて行きます。(1回の掃引では、疎らなごく薄い画像です)、補助番号を変えながら掃引を繰り返すことで、画面が次第にハッキリとしてきます。
 だから、画面内の(全地点の完全周回)には、長時間(100回の掃引)←暗順応時間)が必要で、(一地点のデータは、画素内での順番待ちになります)。
(棹体は画素単位で収集)
 棹体のデータは、2値データ(白黒のみ)です。掃引の繰り返しで(サブ番号が一周すると)全画面が完成します。 それまで(長時間のデータ保持)が求められるので(走行記録テープのような細長い構造になった)ようです。
 走行するテープに、順次感光させて、計測・記録を行いし、一定時間後に自動的に消滅(データクリヤする)仕組み、と思われます。