画像データの収集 


  画像データの収集

(画面内の画素の位置)
 まづ方眼のグラフ用紙があるとして(テレビなど・・長方形の例が多い)全ての桝目に
位置を示す、名前を付けることにします。 左上から右へ
 第0行(0,1,2,3、・・・n列)
 第1行(0,1,2,3、・・・n列)
 第2行(0,1,2,3、・・・n列)
  :   : : : : : ::
 第m行(0,1,2,3、・・・n列)
 以上で、m行n列のデータになります(上図の場合は3行9列)。
(掃引)
 方眼の桝目の夫々が、一つの画素に対応しているので、この画素データを全て拾い集める(掃引する)と、1枚の画面が完成します。
 この掃引の繰り返しの速さは、1秒間に(30〜数十回程度)のようです(目のチラツキ感から)。
 (錐体は、画素数に対応)
 3種の錐体があり、合計で(600万コ)ありますが、夫々が1つの画素ニ対応しています。 昼間の動作なので、光量は豊富なので、毎回の掃引毎に(データをクリヤ ←ご破算)して、光りの蓄積量を新たに測り直しています(← 明暗順応が早い)。
(棹体のデータ集め)
 棹体は、総数が多いので、1画素(100コ程度)のグループを作って一つの画素を構成しています。
 一度に全データを集めることは出来ないので、画素内を(100)地点に分割して、計測ポイントを順次移動させることにします(上図の場合9地点)。 このため、毎回掃引の始めに(画素内の探索位置を)を指示してから、掃引をおこないます。
 一度の掃引では、殆どデータは拾えませんが、掃引回数を重ねることで、次第に空白地域は埋められて行きます。
(データのクリヤと移動平均
 上のデータ収集法では、一度にデータをクリヤすると、次回データの完成に長時間を要するので・・、ポイントデータは一定時間((画面の完成まで)保持して(その間に移動平均を求めて行き)順次クリヤを行います。 ←(棹体の明暗順応は時間が掛かる)
(データの型)
 光りの強さは物理量で、(0〜XX)の値ですが、画像データは、画面全体の平均値とこれを基準とした(−〜0〜+)偏差値で構成されることになります。