棹体の分布とデータ収集 


 棹体センサーの分布とデータ収集)
 (棹体センサーの働き)
 昼間の色識別の動作は主に(錐体センサー)の働きと思われますが、視覚の基本の(明
暗の情報)は、棹体センサーの信号処理によって作られている・・と思われます。
 棹体センサーの総数(1億2千万コ)は(画素数としては、余りにも多く)とうてい錐体
などの情報収集(百万画素程度)と、同列ではなさそうです。
(明暗順応の反応時間)暗
 昼間の錐体の反応は素早く(見ると同時に処理は完了)時間差は感じません、暗所から
の回復も比較的早いですが・・、棹体センサーの(データ収集の反応時間)や、暗順応に
は、かなり長時間を要します。
(棹体の動作は、白黒か?)
 棹体の総数や、処理時間から見て、
棹体センサーの動作は(白黒ノミ)と言われてますが、筆者は(モノクロ写真)のような
(精密な明暗データ)で扱われているだろう、と考えています。
(画素グループ)
 棹体の画素数の多さは、一般的な(データ掃引)では処理し切れません。 そこで、棹
体は(グループでの動作)と考えことにします。
 網膜内の棹体を、幾らかの(120万程度)の画素に分割るして、画素単位で域内の(
白黒ポイント)を収集・集積するとします。
 画素単位のデータ(白黒)が、常時行われており(時間を要する)画素ごとに(レベル
データ)が溜まって行くことになります。
 頭脳は、棹体(白黒)データを、画素単位の(レベルデータ)として収集することが出
来ます。
(対数圧縮)
 画像の(明暗レベル)は、広範囲の光りレベルの扱いを容易にするため、(対数型、+
〜0〜−のデータ)が採用されています(錐体も同様と思われます)。