視覚の発達 


 視覚の発達

サアーいよいよ(実際の色配置)について調べてみることにしましょう。
(カラーボックスは、いつでも取り出せるように、身近かな所に置いといて下さい ←図のような、立体の内部を含む(色配置のイメージ)が欲しいのです)

(色彩への取組姿勢)
 さいきんの書店で色彩関係の書物といえば、(パーソナルカラー)(コーディネイト)など利用関係が書棚を埋めて・・、(色彩工学)を正面から採り上げた本は、見当たりません。
 三原色の色配置や3属性(筆者は異論あり)については、余り触れないで・・(トーン)の言葉で(お茶を濁す)ように思われます。
(素直にマジメに取り組もう)
 これまでの色彩学は、昔からの(経験的な事象)と(近代科学の思考)が合わない時、両者が譲らず・・不毛の理論を作り上げる、原因となったようです。
 幸い私達は、色の原因を(科学的な解析から)見付けることが出来ました。 これから、この(色の分析)をし(内容・性質)を見極め(利用を)広げて行くことになります。 これまでと同様に(素直に色を見詰め、冷静に科学的に)解析を進めることにしましょう。
 (前置きが大変長くなりました・・デハデハ愈々本番・・になるカナ)

(色とは何か?)
 どの本でも、最初に(このテーマ)が出され →(光りと色の関係)へと続きます。
 そこで、本講の答えは、「色は視覚(頭脳)が作り出したもの、光りの分布状況を測定して、分り易く(結果報告)してきたもの・・(敢えてヘソ曲がり)」として置きましょう。
(視覚の発達)
 (色彩学)と言うので、つい(色)が第一の主役になりますが・・。(視覚)の歴史的な(発展経過を見れば、(光りによる明暗)が主役であり、(色)は後発の(2次的な感覚)がハッキリします。
* 下等な原生動物の(アメーバ)は(光の明暗)を感じて移動をします、これが(視覚の始まり)と考えられます。
* やがて、視覚細胞の数を増やした動物が、(前後の方向)(左右の広がり方向)(上下を含む空間把握)へと進化した・・と思われます。
* 目の耕造も、次第に精巧・複雑になって行ったようです。トンボは望遠鏡を敷き詰めたような(複眼)耕造、我々は単眼だが・網膜を介してより精巧な画素を把握しています。
* さらに、視覚画像と頭脳解析を結び付けて、高度な空間判断力(鳥や魚)や、人の場合は、推測や過去履歴との比較など・・の進化をしています。
* 進化の過程では(筆者独特の推論ですが・・)人は以前水中生活の動物(赤〜緑色の世界)だったが、陸上に揚がり、空からの危険を防ぐため、青(空色)が警戒色として採用された。と思います(ハハハ・夢カナ・・)
* ついでに、動物でも、昆虫は我々と波長範囲が違うものがいる、ミミズのように視覚のナイもの、蝙蝠はレーダーを利用してる。 植物でも、芽や蔓は光に向かいます、花は色を利用してます。
 光りの利用は広範囲です、(視覚=人の色感覚だけ)では、お粗末(狭い)過ぎる・・と思いませんか。