色や明暗は画素単位 


(色や明暗は画素単位)

 前回の話は、暗闇から→星明り→夜景・朝明けへ・・と光強度の変化の様子でした。 今日は、このときの(視覚センサー)の働きをもう少し詳しく調べてみましょう。
 網膜(一面に広がっています)の各センサーは、外からの光りで(用途に合せて)感光します。、
 視覚のシステムは 目の前の画像を数多くの(百万コ程度)画素に分割し、画素内の各センサーの(感光状況)を(一定の規則で巡回)調べます。
 画素夫々は小さな点ですが、(幾つかが纏まって並んだり)集中すると、部分的な(明暗や色の形など・・)に見えてきます。
(1)第1(左端)列、光りが弱く(感度限界以下)の場合、どの画素も、感度が無く真っ暗です。
(2)列、ようやく感度限界を超えた弱い光(星)が、棹体センサーにキャッチされました。
(3)列、暗い空に、かなり強い星の光りが見えます。
(4)列、(地上の反影など)で空の光レベルが上がり、Sセンサー(青色)が感光し(夜空が暗青色)に見えます。
←(棹体信号の画像は、錐体信号があると上書きされて、暗く見えなくなります)
(5)光りレベルをさらに上って・・、*(青光)が増えても(青い夜空なので目立ちません)
 *Lセンサーの感度範囲にかかると(赤光)が見え出します。夜は(赤色の標識灯)が目立ちます。
 *(赤色)が集中せず、一面に拡がった場合は(明け方の空)茜色に見えます。
∴ ←(視覚の働きで(赤と青が混色→茜色)しましたが・・(色料や色光の混合ではナイ)。
(6)列、更にレベルが上ってて、Mセンサーも働きますが、単純な緑色ではなく、赤と緑の間の配分(黄
色など・・)になります。
(7)列、LMSの3センサーに感度があっても、弱ければ(灰色)です。(棹体からの白は見えない)
(8)列、光りが強く明るく、3センサーの十分の感度がある場合です。(3色全てなら、白く見えます)
(9)列、各センサーに感度差があれは、画素には(色)となって反映されます・

(図面 画素と感度)