夜の星空 


(夜の星空)
(* これからの説明は、(色発生の主因)=(センサーの特性)ということで、センサーの(感度特性図)の説明を集中的に行います ← 図面はスグ横に置いて下さい )
 昨日は、弱い光の時の(疑似体験)をして貰いましたが。 今度は(本当の星空)を少し観察して見ましょう。 暗い夜空に(白い星)が、数多く輝いて見えます(都会ではムリ・・ですが)。この状態を、感度グラフで調べることにしましょう。
(感度グラフの見かた)
 この図面は、4つのセンサーの(最高の入力感度を探る)ものです。(比視感度は、定出力のための(入力)のことで、感度ではナイのです) 
このグラフ表示での信号レベルは、グラフ位置が高いほど強い信号、下ほど弱いレベルの信号になります。
 グラフは下に向かって凸型になっており、頂点゙は(最高感度=最小信号の強度レベル)を示しています。
 ←(棹体センサーの(最高感度)波長 500nm 、レベルは(このグラフで 0.5 )です。)
 ←(縦軸レベルは、0〜4まで(対数値)なので、(1目盛りで10倍、1万倍の感度幅です)
 ←(棹体センサーは、錐体よりも 30倍ていどは、感度が高いようです。)
 *(この図自体が、推計によって傾向を見たものです、詳かい数値には拘らないで下さい)
(夜空と星の光り感度)
 棹体センサーの感度図(点線)について考えて見ましょう。 この図の点線は(検知限界)だから、より下は(目では見えない)世界です。
 夜空で、幾らかの星が見えたのだから、星のレベルは(0.5)より上で(凸型の中に)あります。(仮に、0.5以上2.0以下、としましょう)
 人の目(肉眼の)限度は6等星まで・・これを0.5と見て、色の限界(2.0)は、1等星ぐらいの明るさでしょうか・・
*(なお、星の話は、暗さに慣れた限界(暗順応)の人達の世界で、都会の夜空の場合とはかなり違っている、と思われます)
(明るさで色は変わる)
 夜空の星は、我々の(肉眼では白く感じます)が、実は夫々に色があり(決まった色で)光っています。
(写真は少し見難いですが、望遠鏡では(青や赤色)がハッキリ見えます。 もう一つ、お馴染みの木星の写真ですが、肉眼では白く見えて色は観察できません) 
 これは、棹体センサー自体は(白黒だけ)ですが、システムが(明暗)に変える(色別はしない)・・ということです。
 星の光り自体は、始から(色が着いていて、レベルも変わらないのに)周りの条件で(色が変わったり、白くなったり、暗く見えなくなったり)変化するのです。