画像データの取扱 

 画像データの取扱

(画素の位置指定)
 調べたい画面の一定の範囲を(グラフ用紙を重ねるなど・・)小さな画素に分割して、(XY行列・極座標・・など)操作が出来るように(位置情報)を割り当てます。
 データの収集は、一定の順序・規則に従って、全画素の位置を指定して行ないます。
 (再生時には、収集時の順序・規則の通りに、データの位置の指定通りに表示が行われます)
(対数圧縮)
 (電波の波長など・・)広範な数値を扱うとき、数値の侭では(桁数が多く計算が複雑になるので)、たいてい(対数圧縮法)を利用して(データ範囲)を小さくして、計算を容易にしています。
 人の感覚(五感)も数値でなく(比率によって程度を感じる)ものが多く有ります(フェヒナー則)。
 (光りの強度)は、レベル範囲が広く「恐らく(対数圧縮による計算法)が採用されている」と思われます。
∴ (次項のデータ読取など・・レベル取扱の説明は、一般的な数値扱いで説明します(皆が慣れてないため混乱する)。
(錐体のデータの読取り)
 錐体は数も少ないし、錐体の形状からも(一定の期間の、感光粒子の蓄積)(+−の2値ではなく、ある程度の数量データ)と思われます。
 データの読取は、指定された順序に従って、該当位置のデータを収集し、並べて行きます。が
 このとき同時に、読取データ値の(最高・や最低値)を探しています。1画面分を集めると平均値が求められます。読取値から平均値を引くと、(+と−)に跨るデータが出来上がります。
(差額データと平均値)
(実際の作業は、上の計算を同時に行って(移動平均と、+−の差額データ)を一挙に、求め続けて行きます。 ←(読取開始時は、誤差が出ますが、繰り返しで正しい値になります。)
 上記の手順で求めたものは、全画面の(平均値と差額データの並び)です。(平均値を)別に扱うと、(差額データだけ)あればよい、ことになります。