動画データの圧縮 

224  動画データの圧縮

(動画の情報処理)
 現在のテレビ放送は(カラーでキレイに詳細に、且つ大きな画面で・・)と、全ての画面で(デジタル処理)が行われています(地デジ放送)。
 画面の内容(複雑な画像や激しい動きなどは)によって、時々(斜めの線がギザギザに)なったり(モザイク模様)が見えたりします。 これは、動画の情報量が非常に大きく、(現在の放送局の最高の技術でも処理しきれない)で起こるものです。
 人の目では(詳細く・キレイに・連続して)見えているのですから・・より優れた処理技術(別格の動画方式)があるように思えます。

(動画の原理とアニメ)
 動画の原理は、素早く画面を切替えて(秒30枚程度)映写することで、画面が動いたように見せ掛けたものでした。 ビデオ編集するとよく分かりますが、連続した1場面(ショット)の間の画面はどれも良く似ており、前後の画像の変化はごく僅かで(目では分らない)程度です。
 また、アニメなどでは、多くの絵を描くのは(色や形が揃わず、多数を作るのは)大変なので、・・ 背景など移動しないものと移動物を描き分けて、走らせたり、手足や口だけを動かすり・・など、色々のテクニックがあるようです。

(差分で旧画像の修正)
 (元に帰って・・)。連続動画では、前後の画面変化は少ないので、前後の画面の変化(差)は(ごく僅かになる筈です。
 つまり動画で(前後の画像の差 ←差分)を求めることが出来れば・・。 これまでの(古い画像に)(変化分だけを描き足す)ことで(新しい画像が描ける)ことになります。 (毎回新画像を描くより、旧画像に修正を加える方が遥かに早い・・ハズです)

∴ 動画データの圧縮・別次元の動画方式で、技術的には限界を超えた話で(これまで議論にもなっていませんが)・・、必要性と・可能性の観点から一つの方式を提起したものです。

(輪郭線)
 すぐ目の前の画像を、(ジーっと見詰めて)下さい、物の形に必ず(チカチカ・ギザギザの)縁取り線が付いています(明暗がきつい方がよく見える)。
 ←(新しい画像の作成時に、待ち受けた旧画面と演算を行い、そのときの(差分が見えた←補色も同じ原理、詳細は別稿で 20104.9 )と思われます。