画像のデータ 

(画像のデータ)

(情報量)
 現代は情報化時代と言われます。従来の文字や文章以外に、画像や音楽など・・多くの情報が(デジタルのデータ)として取り扱われるのです。
 コンピュータでは、文字に番号を(例えばAは52番)付けて扱いますが、 英文字・カナ文字・数字・記号・・)で256(2の8乗=8ビット)文字(1バイト)で゙取扱います(漢字は2文字を宛てる)。
 今書いている文章も、1文字1バイト(漢字は2バイト)なので、1000文字なら2キロバイト程度を使うことになります。
 また、どれ程の情報処理能力・・という点からは、1秒間の処理情報量(ボー)で表します。
 →(筆者はモ−ルス通信のオペレータだったが、欧文1分間125文字程度だから、→1200ビット/分→20ボー/秒・・。2文字/秒ぐらいの処理能力です)

(画像情報)
 最も初期のパソコン画像は16キロビット(160*100画素)程度、初期のデジカメで32万画素程度でした。
 デジカメは、画素競争が激しく、1千万画素を超えています(カラーも24ビット)で、使用するデータ量は(1000万÷8*3バイト)年々増加の傾向です。
 原理的には、画像情報が多いほど(正確・精細に表現)出来ることになりますが、実際には、処理能力が大変になります。

(動画の情報量は桁違い)
 現在の、映画やテレビの(動画は)、固定したスクリ−ンに何枚もの静止画像を、素早く切り替えることで(中の画像が動いたように)見せています、 (子供の頃に、パラパラ漫画で遊んだネ)。
 映画などでは、画面を(2〜30枚/秒以上)で切り替えています(遅いとチラチラ瞬いて見難くなる)ので・・(映画のフィルムは長大な巻物でした)。
  現在のデジカメ写真は、たったの1枚でも情報量が多い(RAW)ため、インタネットの添付メールでは、(大変遅いか、受付けないサイトも)あります。
 デジカメ写真を(1枚1メガバイトとして)→1秒で30枚→1分は60秒、1時間で→3600秒だから108000メガ(108ギガ)バイト。(フロピー1枚の厚み3mmだから、360メートル)になります。
 こんな膨大な情報量(30メガ*8=240メガビット/秒)を処理できる能力は、まだ何処にもありません。

(情報量の圧縮)
 テレビのアニメーション(動画)は、予め作成して溜めておいた画面を、映写時に一気に見せるという物量(人海)戦術です。
 しかし、我々が目で見る画像は(見溜めは出来ない)ので、特別な動画処理の方法が、何としても必要になってきます。 
 ←(動画データの圧縮、なんて聞き始めですが)・・何らかの解決方法(人の目は動画を見ている)がある筈です。