テレビの画像 


 215  テレビの画像

 テレビやデジカメなど・・矩形画像が一般的によく利用されます。
 正しく画像を得て利用するためには、元データの収集(縦横画素位置(の指定)と画像再生時の操作・制御を正しく一致させる(同期)ことが大切です。

(掃引と同期)
A) 水平掃引と同期
 画面の左端から右へ一定速度で移動しながらデータ収集をします。右端まで動いて行が終わると、急速に左へ帰る三角波になる(繰り返し周波数が高い、14000回/秒)
B) 垂直同期−−上記の水平掃引は(画面の上から下へ1行ずつ移動しながら)繰り返されます。この上下のための信号が垂直信号で、(秒60回)の三角波です、
(実際には、スタート位置を正確に揃えるため、三角波にさらに矩形の同期信号が付きます)
C) 帰線と画面同期
 水平や垂直信号の帰り時間、画面をめくり繰返すための時間の信号は不要なので、上の同期信号を(帰線消去)に使用します。
D) インタレース
 テレビの画像伝送は、1秒30枚ですが、(水平走査を1本飛ばしにした、1/2画面を2回送信し、秒60枚のように見せる)方式が採用されています。←(粗い画像も、重ねると細かくなる)
(以上は、作業の内容は複雑です、大凡掴めれば良い。 ←人の目はもっと合理的デ簡明な方法を使うと思われる)

(色の分解能)
 (テレビ信号のついでに、色分解能の話を・・)
 筆者は昔、白黒写真に絵の具を塗って(天然色写真)だと遊んでいました。(台地の白黒が精密なら結構キレイに見える。 ←(プリンタでは、白黒は顔料だが、カラーは安価な染料インクの機種がある)
 現在のテレビはこれと同様に、通常の白黒画像に(低分解能の甘いカラー画像)を乗せて使ってています。
 人の視力は、夜間の明暗に対する(高感度性が主体 ※)で、色別は昼間に向けた(補助的な機能)と思われます。
※ 人の視覚については、明暗が基本で、(色彩云々・・は)順序が逆転しています。 ←(人の視覚の元は、水中生物?。 夜行性から昼間の行動に変わった・・(人類の発展過程)、空の青色や眩しいの感覚は陸上生活になってから獲得した?)