視覚の発達 


 これまで(明暗・白黒は無彩色)として事実上、色から外され無視されてきまし・・、単一光を追い、3原色光を追い、色々の規則をデッチあげ・・ (色彩は混迷の極・・) ← 3原色の(色素)観念に囚われ(色光や色料)がある筈と・・ゴリ押しの結果は・・?
 色は光によって起こる(現象)であり、人の(感覚)です。光りの本質を(軽視・放置)して本当の(理解が得られる)筈もありません。
(視覚の発達)
 大きく(視覚)を考えて見ましょう。 我々地球上の生物は全て太陽からの熱(エネルギー)を受けて生活しています。 従って光りの(有無・強弱)は何にも増して視覚の大切なことです。
 まず、(我々の視覚が)どうして生まれ、どの程度優秀なのか・・少し探って見ましょう。
1) 原生生物で単細胞のアメーバは、光りを照射すると集まってきます。この光の(明暗に対する反応)が視覚の第1歩だと思われます。
2) アメーバが(進化・分化)して複数になると明るい方へ餌を求めて移動をし・・方向性)が生まれます。
3) また、前後どちらの方が明るい・餌が多い?・・など、奥行きや数量比較などもして、場所を選び、平地の移動など・・2次元的な拡がりを持つようになります。
4) 空中を飛ぶトンボは、より正確な空間把握を求めて、ついに目玉を(望遠鏡を敷き詰めた)球形に作り上げました(複眼方式)。
5)もう少しスマートな目玉で・・と、レンズを前において集光し、フィルム様の網膜で光りを受け取る(カメラ方式)を採るものが多くなりました(昆虫や動物・・人間も)
6)空中を飛翔する鳥や、水中の魚などは、人より、更に高度な(動態視力)を発達させたようです。
7)蝙蝠やイルカは、視力に頼らず、超音波による(レーダー探知)を実現した者も居ます。
 人の色彩の世界も、自然がかなり(綿密に組上げた世界)のように思われます。ヘンなことに拘らず、大きく目を開き、受け容れていく度量が要ると思われます・・・。