光レベルは誤り 


 光のレベル は誤り

 光りの説明になると(光りは電磁波)だとして、上のような(矢羽根)や正弦波の図形が示されて、さらに多くの説明が続きますが・・結局何のことだか良く分りません。(図面は 2010.2.22 ) ← あれは(無線通信用電波の原理説明)で(光りの話)ではありません。
(波の観察)
 海や池・川などで波を観察して下さい。全体的には揃って見えた波も実は(小さな波の集まり←波素と言う)だったことが分ります。また波の形は(方向や地点の選び方で違って)全く同じものは在りません。
(合成した波の形)
 合成波形については、(本講の最初にやりましたネ)・・・。同一波長の波の合成では一定の振幅になるが・・それ以外では、 構成する波によって合成波形は異なります(波の振幅が毎回違った高さで一定しない)。
 最近の「レーザーや放電電灯」←(人工的に作り出したもので波長や振幅を揃えています)を除いて、太陽光や他の一般自然光は、熱擾乱で発生したもので、色んな波長の光りの集まりで(定まった振幅はナイ)のです。 ← 参照(2011.9.27 近接高周波)
∴ 上の言い方では(誤解や混乱)を呼びそうなので、説明を加えます。
 まづ、「波」は水面が(同じような動きを繰り返すこと)を言います。 だから(波長や振幅)を言うのは、同じような(レベルや形)が繰り返される・・が前提です。
 自然の光りは多くの波の集まりで、(一定の波の形や高さが繰り返すもの)ではありません。 これまでの(光りの波長や振幅)の説明は(波の一部を切り取り理論説明したもの)で、本当の波の姿ではナイのです。
(波は形が見えなくなる)
 いま、大きな波が一つあったとしましょう。波はその内、岩に当たって壊れるか・海岸に打ち寄せて潰れるか・・いづれ、数多くの小さい波に変わり・・→さらに小さな微振動になって(※)、見た目には分らなくなります 光りも(波長の違う)波が多く集まるほど、全体の振幅は(小さく平坦に)目立たなくなります。←これまでの(光レベル=振幅)は誤りでした。
※(波のエネルギーは、岩を砕く運動力や、位置や温度のエネルギに形が変わります)。
* 海は平坦に見えても無数の波の集まりです。(広大な海(水量)は温度や水位という形でエネルギーを保っています)。。(→だから海は存在するだけで、膨大なエネルギーを抱えています

(光りレベルの誤り)
 これまで、みんなが(光りの強さはエネルギー)を知らないで来ました。理論上の(振幅が光りの強さ)だと思っていました。
 光りの明るさについて(ルックス・・など)ロウソク時代に規定したままです。 実際には(赤外線や紫外線などがあり、動植物が利用し・写真も写されて)いるのに、・・・
 光りの発生や測定が十分に出来る現在でも、(光りレベル)のままで放置して、光りの強さを示す(単位がナイ)ままの状態です。
 これまで使用されてきた(光りレベル)は、帯域幅固定で(エネルギー)を測っっているので(エネルギー量)への換算が要ります)