エネルギーが仕事をする 

131 エネルギーが仕事をする

 光りの強さについて、従来のレベルでは何故イケナイのか?・・もう少し詳しく説明をします。

(エネルギー)
 物理学によると、我々の身の周りの物は、みんな質量があり、全ての物に(静止によらず)慣性力が働いています(止まった積もりでも地球と一緒に動いている)。だから全ての(物に力が働き、相互に影響を及ぼし合って)います ←(万有引力)。 どんな物も、運動エネルギーがあります。
 またどんな物にも温度があり、一定の温度のエネルギーを保っています。(周りと温度が違い、エネルギーのレベル差があれば、電磁波の放射・吸収という形で埋めようとします)

(波はエネルギーレベルの変動)
 「波」は水面のレベル変動のことです。電波(光りも)は(電磁気的なレベル変動)のことです。
 実際には、光りが拡がって行くと、拡散により、振幅(レベル)が下がり、エネルギーも小さくなります(エネルギーの消耗ではありません)。
 光りが(空気や水など・・)物に当たると(屈折・反射・・など)エネルギーが吸収され、レベルも下がります ←(光エネルギーとしては減少ですが、(運動や熱に)変化したので、エネルギーが消えたのではない)。
(レベルだけでは力にならない)
 明るい暗いは、目が光りの一部を消費して全体量の大小を判定したものです。また光りは、我々や物に対して医・化学的な変化を起こすなど・・、そのエネルギーを熱や運動力に変えて行きます ←(エネルギーが仕事をした)。
 前にも述べたように、高いところに水があるだけでは、仕事をしていません。高い圧力の水(量)が流れて、初めて力(エネルギー)になります。
 電気の場合も(電圧*電流=電力)で、初めて仕事(量)になります(電気代は電力消費量Wです)。

 光が(仕事をした)のは、実際に力を発揮して(エネルギーを消耗した)ときで、光りのレベル(振幅)があるだけでは、仕事をしたことにはならないのです。
 本当の(光りの強さ)は(エネルギー量)のことです。 ←(非常に大切な(光りの要素)なのに、これまで(全く欠落)していました)
(従来の色彩学の誤り)
 加法混色・・光りエネルギーを加算(合計)してエネルギーが増えたのに、混色で明るくなった。
 減法混色・・重ね塗りで減光したのに、混色で暗くなったと話をすり替えた。
と、光りエネルギーに対する関心が全く無く、色材料(光りも)の混合による・・と(根本的な誤り)を犯しました。