図面の表示法 


128 図面の表示法 (光波長)
 [今日の図面は、(太陽輻射の強度 2011.10.1 )の再掲です。太陽の輻射レベルは・・ グラフは、左の方が高く表示され、右の方へは次第に減衰する形になりました。←(この図の横軸が波長表示のため、短波長が異常に詰まった形になる)
(波長か周波数か)
 波の基本的な性質に(振幅・波長・振動数・位相・速度・・)などがありますが、 これまで(光り)の取扱は(波長が早くから測られた経過から(波長一辺倒)で、振動数(周波数)のことを知らないできました。
 (c=f*λ) なので(fとλ)は同じものと思ったようですが(取扱い上の次元は同じですが・・)動作は 式を変形すると(一目瞭然)(λ=c/f)となり、(両者は反比例)の関係で複雑にになり不適切なのです。
 例えば、これまでの、単純な波長並びで光りの分布を表示すると、(高い周波数は、狭い範囲に詰め込まれ、低周波の赤は、大きく間延びをした表示)になり、、エネルギーの強さが正しく表示されないのです。

(占有帯域幅は比率で)
 どんな波でも理論的な帯域幅は全ての範囲に広がります。そこで(実際的には、レベル比や、中心周波数に対する比率で(位相偏移が一定になる)帯域幅を規定します)。
 これまでは、(エネルギー=周波数*帯域)を知らず(光りレベルを一定波長幅)で測定)していた。

★★(これまでの図面は全て(レベルの波長表示)のため、光りの強さ(エネルギー)を誤って表示していました ★★
 (可視光範囲で同一レベルなら、エネルギーは2倍の違いですが、上の図ではさらに大きな違いに見えます)
この表示法の誤りが(みんなの色レベルの感覚を狂わせ)正しい色彩学の発展を阻害してきたようです。
(オクターブ表示法)
 無線の電波では、(アンテナ工事など)特殊な場合を除いて、ほぼ全てで(周波数)が使用されてきました。
∴ 筆者は、(光りの取扱)には、エネルギーレベルを正しく表示が出来て・扱い易い(周波数)による扱いを薦めています。
 とくに、グラフ表示の場合は、色の回帰性(色環)を考慮した(オクターブ表示法、2011.10.18 )を提唱しています。