エネルギーは不滅 

エネルギー不滅の法則

 先の例で、高い所にあった水は(位置のエネルギー)を持っていましたが、水が水管を流れ落ちる時に(運動エネルギー)に変わり、さらに発電機の水車を廻す回転エネルギーに変えられ、発電機のコイルで電気の力に変わります。
 この電気エネルギーは遠くへ運ばれ、家庭や工場では(動力や照明(光りのエネルギー)に変えられ消費され、熱エネルギーに変わって行きます。
 最後に書き足したように、エネルギーは、色々と(姿を変えますが)消えて無くなること、はナイのです。
 物が動くためには力が要ります。このときの(運動エネルギー)は、[K=(1/2)m*v2乗]になります。(mは質量、vは移動速度)
 重力による(位置のエネルギー)は、U=mgh (gは重力加速度、hは高さ)です。
 温度は、−273°が本当の基準の0度で、物は温度の比例したエネルギーを持っています。回りと温度差があれば放射(光)の形でエネルギーの授受を行います。
 これらの力は、動いて初めて仕事になるもので、止まっていて(変動しないとき)は何も仕事をししたことにはなりません。
 P=W/t=Fv  推進力(F)により物体が、速度(v)で動くとき、のパワーは(P)です、時間が(t)秒とすと、エネルギーの総量は(W)になります。

 ヤヤこしくなりそうなので、ここらで置いときます(何とか概念を掴んで下さい)。 分り易く「エネルギー不滅」と言いましたが、 
 本当は、 アインシュタインが提唱した「エネルギー・質量不滅の法則」(エネルギーと質量は同じもの)が正しいのです。
 E=m*c2乗 で、cは光速(30万キロメートル)ですから、僅かな質量が非常に大きなエネルギーに変わり得ること(原子爆弾の原理)を示しています。