光りの分布が作る色 


光り分布が作る色

 昨日は、夜から昼への(光レベルの変化)で色が違ってくる、と言う話でした。従来の色彩学の(固定した帯域の光量の変化)は間違いで・・
(光り分布の傾斜角=回転)が(波長の違い)を表し(色の変化)になっていました。

*(左図の上)は(L+M)感度で、(下は)太陽光の分布です。光りが強くなると(下の図が上に競り上り)重なった部分が、感度レベルとして捕捉されます。
 暗い夜空が青くなって明けはじめ、緑域も入ると空色になります、更に強くなると赤域も入り全色分布になります。

*(中の図)LとMの感度差(下の三角形になる)なので、L・M曲線と光り分布が作る曲がった三角形の面積です。
 中下は白熱電灯光なので、赤色の感度が大きく出ます。 左下の太陽光を重ねると、青色感度が多く赤は殆ど感じません。
 更にレベルが上がり赤・緑を感じレベルでは、危険防止のため(白く眩しく)感じます。

* 回転中心を、M感度の先端付近にすると、温度によって傾斜が回転すると、色変化の様子がよく判ります。
(始めは右上り傾斜で赤が多いが、傾斜が下がると赤緑青で白くなる、さらに右下がりになると、青だけになる←色温度の変化。← 2011.11.7参照)

* 光り分布の傾斜(角度変化)で、色が変化(色の主体は、赤と緑の間)しています。
 青色域の色変化は少なく、早く白飽和をするようです(危険防止)。