光レベルと帯域(記事修正) 

 光りレベルと分布帯域(記事修正)

 昨日の記事は(実はPc操作ミスで消失してドロ縄で書いたもの)雑把になりました。(スミマセン。 特に第1項目のまとめは(誤解の元)になりそうなので、昨日のものは今日の記事と(全面的に差し替え)て下さい。
 (光りのレベルと分布帯域)
 一昨日の図は、物体の表面輻射の様子(波長表示)を、色温度別の図を重ねて表示をしたものです。 温度によって、ピークレベルの高さや帯域分布の様子が大きく異なります。
* 色温度が高い場合、レベルのピーク位置は(波長は可視光域内、レベルが高い)、左(短波長)側の傾斜がきつく、分布帯域は(鋭く狭く)なっています
* 色温度の低下と共に、ピーク位置は右へ(可視光範囲より外へ)移動して、ピークの形は緩やか、レベルも下がります(可視光域内の感度は、右上がりの傾斜が次第に緩くなる)。
* さらに温度が下がると、ピーク位置は更に右へ(近赤外域)移動、レベルが低く(ピーク値が読み難い)非常に広帯域に広がります。

(センサーの検出感度)
 前項のように、(青色域・赤色域・赤外域など)波長域によってレベルは大きく違っていますが、人の感度センサーは、このレベル差を直接見るのでなく、光り分布曲線の一部(可視光域の傾斜、L−R)として捉えます。
 ピークの殆どは可視光域の外(赤外側)なので、直接知ることは出来ません。可視光線範囲内の光りの総量を(L+R)レベルで示します。

(人の目の感覚)
 色温度では(青レベルが高く)見えましたが、我々が経験する一般的な光りで(色温度の高いもの)は殆ど在りません ←(地上では物が溶ける。太陽で(6500度k)ぐらい、星では1万度以上もあるようです ←星の光りは弱いから白、強くなれば色が見えます)。
 視覚システムは全体で、広域の光分布を捉えているもので、従来型(波長分布や光レベルを直接測る)ことはしていません。

 ☆☆☆ ← 以上が修正部分で、ここ以降は昨日のままです ☆☆☆

ダイオード実験)
 上の図は(2011.12.14)掲載のものです、発光ダイオードを露光を変えて撮影したものです。
 図は、左から(1/10〜1/1250)秒、1Lv(1/2露光)で並んでいます。灰色バランスのため同型のダイオードを(青2コ、緑4コ、赤8コを夫々並列に)使用しています。
 上の図で(緑は1枚左へ、赤は2枚左へ、灰色は3枚左へ移動すると)レベルが揃います。
* 3色とも、最小レベル感度はほぼ同じ程度と思われます。
* 青色は、の白色飽和が早く、色範囲(有効レベル)が狭いようです。
* 緑も似た傾向ですが中間的な値です(緑の白変化は青色に隣接の影響のようです)。
*赤色は、白飽和が見られず、色範囲も非常に広いようです。
*灰色は、黒のレベルが高く、白までの範囲も狭くなったようです。
* 以上からは、3色のが白変化ではなく、青の白飽和が原因のようです。

ダイオードの数)
 上の実験では、色バランスのため(青2、緑4、赤8)コのダオオードを使用しましたが、これは(色を感知のため)筆者が必要とした、エネルギーレベルです。
 LMSセンサーの分布数も(青が少なく、緑は中間、赤が非常に多い)同様の傾向ですが・・?
 (こんなことが、筆者の色観察のヒントになっています。 hi)