域外光線 


(これまでの関心は、狭い(可視光線域内)のみに限定しし(域外)は殆ど放置されてきました。 近紫外・近赤外と呼ばれた領域にも、目を向けることにしましょう)

 域外光線

 (可視光線)は、 光が電磁波と判明し(赤外線・紫外線・・と)大別したとき(※)からの言葉で、(直接人が見える範囲の光り)を指して、そのまま現在に続いているようです。(※ 当時は、太陽光以外には僅かな灯火のみで、まだ電灯は無い時代でしょう)
 しかし現在では、高エネルギー(ガス放電の)型の人工光が開発されており、(動・植物の栽培・育成)などにも域外電磁波が使用される・・など、光の利用・環境は大きく拡がり変わってきました。
 昔のままの、光範囲の限定は(混乱の元なので)廃止すべきでしょう。
* 蛍光色は、照射した紫外線エネルギーが(可視光線域に変換される)と考えられています。
* ナトリューム灯やレーザー光は、ほぼ(単一スペクトル)と言えるほど(狭い波長帯域)ですが、道路照明や工業的に利用されています。
* 棹体細胞の総数は(1億2千万個)もあり←高画素・高分解能ですが、必然的に広い波長範囲になります。
* 人の夜間の視覚(暗所視感度)は青偏しますが。←この原因の(棹体の感度域)は近紫外域にまで広がっています。
* 昨日の(分光反射率の図)からは、赤色範囲は赤外域への広がりを予想させます。
* 視覚が赤外域を感知するなら(赤色と温暖感覚)は、心理でなく直結します。
* 電灯や灯火などの主力は、明らかに赤外域の発光です(視覚はこれを感知している)。
*(緑色)は近赤外線を含む写真で、屈折が少なく鮮明な画像です(利用してない・・?)。
 (紫色)の紫外線写真は、遠距離光の拡散やピント不良が目立ちます。
 以上のように、視覚によって(域外光線が捉えられ、色々利用がされています。色彩光学も、狭い範囲に留まらず、少し範囲を広げることが要りそうです。