三原色の疑問 


さて、これから「光りと色」について(新しく取組む)ことにします。 
 実のところ、今回の講座は(取組み内容の範囲・骨組みや進め方を決めていません)。 従来の説明や理論展開を追ってみて、矛盾が出れば採り上げ検討を加えることにします。(予定が立たないですが・・お許しヲ)
 講義について、(何を今更・)とか(分っとる)そんな事は・・と思ったら、大抵そこは(重要事項)のハズです、投げ出さずに注目して下さいネ・・

第二章 三原色の疑問

1、 光りと色の関係
 ニュートンの分光実験以降・・(光りが色の原因だ)として、単一光→三原色→色相環(色配置)→混色など・・へと進み、現在の色彩論は(色の配置や利用)がメインの様子です。
 今では誰もが「光りは電磁波」だと言います。 しかし具体的な(電磁波の挙動や状態)については不明のまま・・(オカシナ方向に進んだ?)の様子なので、少し詳しく見て行く事にしましょう。
(1)波長と色
 ニュートンが、太陽の分光実験(1666)で(太陽光が七色に分解できる、それを白色光に戻せる)を示し(光りが色の原因)と明らかにしました。これが(色彩を科学で扱った)最初だと言われています。
 (図の横に、色と波長の対応表があるので(電波はもっと後のヘルツ(1888)が発見したものです)ここから始めましょう。

 皆んな、スペクトル図は(お馴染み)なので、(色の並びも)決まっているし(色と波長)も対応して
いる、と思っています。 上の表の値も決まったものではありません。
 ←色彩解析用に(400 青 500 緑 600 赤 700 とするものが多いが、明らかな誤りです)
 (輝線などの位置)は正確に波長で決められますが、色は、強さや周りの環境で違って見えるので、波長で正確に測ることが出来ないのです。「色と波長は対応してないのです」。