光分布と演色性
(A)表示法の誤り
毎度の画面ですが・・(10月01日の太陽光スペクトルの図)を出して下さい。
太陽では全ての物が燃焼し、表面からのエネルギーの輻射は(広い波長範囲でほぼ一定)とされていますが、・・ この図では、0.5μmがピークで極端な右下がりで右に裾野のように広がった形になっています。
←(この図では、←エネルギーレベルが横幅に拡がってしまった)。
波のエネルギー強度は(周波数に比例)します、(波長の値では(強度と反比例)になるため扱い難い)、
また周波数に応じた(帯域幅)で(音階式の表示)が要ります。(適材適所の表示法)を採用しましょう(参照:2011.10.18 ドレミファ音階)
(B)太陽光の分布
(下左の図)太陽光の分光分布です(表示法が悪いため右下がりで水平になっていない)。
可視光線域内の輻射は、ほぼ全域で均等に(※)分布しています。
(※)左肩の(青色域)が少し下がっていますが(擾乱光の範囲限界?のようです
(C)白熱電灯
(下中の図)白熱電灯からの光です。(色温度で3000°程度の傾斜)で(赤外から赤色辺り)が主な分布になっています。
この光でカメラ撮影をすると、赤偏(画像全体が橙色に)しますが・・、人の目は(順応性があり色補正を行う)ので余り目立ちません。
(D)蛍光灯
(下右側の図)通常の発色以外に、非常に鋭いスペクトル(緑色ほか)が含まれており、白色でも異質な感じを伴います。
これまでの色彩学では(スペクトルの扱い方が無く)、無視してきましたが・・、
このピークは、エネルギーも大きく、色感覚にも大きく影響する(スペクトルだけの人工光もある)もので、何らかの(表記法が必要)です。
(E)演色性
上段の図面は(HPに出ていたものですが)左端から、
1、太陽光の下で、色環を表示したものです、標準的な見え方(演色性)とされます。
2、白熱電灯の演色性です。色のバランスが、明らかに橙色に偏っていますが、目の順応性はこれを補うので、暫くすると慣れます。
3、ナトリュームランプの演色性です。純粋黄色光の鋭いスペクトルで(普通の黄色は赤・緑の混合色です)完全に黄色のモノクロ画像です(※)。
(※)光りに黄色はあるが、一般色の黄色は(赤緑色)です(詳細は別に説明します)。
★★{明日明後日お休みににしましょう、次回は月耀日}★★