色温度と赤外放射 


(C)分光放射発散度

(範囲の移動とレベル変化)
 上の図は、色温度と光の放射を示したものですが(波長範囲は赤外域へ、温度範囲も狭い)要注意です。(※2)。
 温度の上昇に伴って(放射の強度)が急激に上昇し、(分布の中心は)赤外域から赤色へと移動しています。 本図を(波長700より左側)に限ると、色温度グラフと一致します。
 この図から(色温度グラフの回転)は、(赤外域の光分布強度)を示していると言えます(※1)。

(※1) 熱擾乱による発光の波長分布は、緩やかな山形傾斜で、部分的に急激な変化は無いようです。 したがって、可視光線域の光分布の(裾の傾斜を捉える)ことで(赤外域の分布状況を推定する)ことが出来ます。
 ← なお、このことは、視覚の(赤色センサーの感度)の要因と考えています(重要:忘れないように)。

(※2)太陽光の放射 ← 上の図はデータ範囲が狭いので、かりに太陽光の放射(2011.10.1)を挿入して見て下さい。(太陽光の色温度は 6500°K と見ると、ほぼ適合するように思えます)

(ピークレベル)
 次にこのグラフの、各温度線の最高位置を(1500・1100・950・840・720 Hz)結んで見て下さい。 ←(さらに高温度では、ピークレベルは高くなり、分布の中心は(赤→緑)域へ移動します(太陽は、6500°で緑色で)。(更に高レベルで12000°、晴天青空色、とされていますが?)(青白の光として雷・電気アークがありますがそれ以上青いのは??)

(D)短波長域の限界
 この図からは、熱源による発光の波長域の短波長側は(200nm辺り)に固定されていて(範囲の移動でなく)青色側に競り上がるような形)です。
 200nmより短い波長の光は無い(旋回軌道の力学構造で出ない?、または観測出来ない?・・など)ように見えます。

(E)赤外域は減衰曲線
 ピークレベルより右側の曲線は、全てが連続的な減衰曲線に見えます。 ←発光によるエネルギーの消耗で減衰型になった(左側で光が発生して→次第に右側に移動してゆく)

* (太陽光の青色域の減衰も、空気層の吸収(←なら地球上空に高温域が出来る)ではなく、波長範囲の限界では?・・)
* 200nm未満の短波長域は、直ちに空気分子に吸収されるので、真空でないと伝播出来ないとの説がありました。

◎ 青色域や近紫外線域の光の発生や分布について(重大な事ですが・・、筆者は、これ以上は、資料がナイので)分りません。