光は光子 


(8)光は「光子」

 「光は、粒か波か?・・」と、ニュートンの時代から、色々の議論が行われてきました。
 本稿では、ここまで(光の性質(波の面)を説明してきましたが、これから扱う(光センサー ←光電効果など)は(光は粒子)と考えないと説明できないのです。
 相対性理論アインシュタインは、「物質の質量も、光(電磁波)もエネルギーの一形態なので、相互に変換して(どちらの形に考えても良い)・・と説明しました。
 
現在では、量子力学でこれを扱いますが、「光は」どちらの状態にも成り得るもので「光子」と呼び、どちらの状態をとるのかは(確率論)になっています。
 この話を、これ以上進めると筆者も(チンプンカンプン?)になりそうなので(ココマデ・・)、
(図面は、光を粒子と考えて、光センサーの動作を、雨量計に例えたものです)

(9)光の三要素
(古いイメージでの話)で進めますが・・。
 波長が近接した光の集合は、短時間に明滅する(光の固まり)のように見えました(参照、9月27日)。
 太陽光のスペクトルは、可視光全域(紫外・赤外域の外にも)に連続に見えますが、詳細に見ると、こま切れの(近接波の集団が)無数にあって、全域にビッシリと拡がっていました。 この(近接波の集団)が(粒状の光の固まり)になって飛んでくる、と考えます。
 個々の粒は、非常に小さく弱いものですが、量を集めると明るく光り、また色も示すようになります。
 だから(光の状態)を表すためには、粒の全体量=光の強さ(レベル)であり、分布状態(帯域幅)と中心の周波数(波長)との三つが、(光を構成し存在する)ための(必須の要件)になります。
 従来の(色相のみの光)なんて存在しないのです(完全な誤りです)。←(色光)としての物性と、(頭脳が作り出す(色イメージ)の、区別が出来ず混同されているのです。