AM放送 


 1−4−6 AM放送

 今日は、一寸専門的な(無線の話)なので、演習しないで・・(参考用)です。
 ラジオは放送する電波の型式からAM(振幅変調)と言われます。 一定周波数(非常に高い)の無線電波の出力を絞って、音声周波数(低い)の形になるように調整して放送ます。
 いまかりに、朝日放送(1010Kc)で、5000サイクル(現在はHz)の音を乗せたばあい、実際に送出される電波は、[搬送波(1010Kc)と側帯波(1005と1015Kc)]の3つの電波が送信されます。
 (中央が搬送波←レベル・周波数が一定のまま、横の2つが側帯波←人の声や音で変化する。側帯波だけ送る通信法もある)
 つまり、受信側の(復調動作)は、1010と1005の差,「5Kcの(ビート)を作り出すこと」だったのです。

∴ 一定レベルの電波だけでは何も起こりません。電波の形に凸凹をつけて、はじめて音や信号が伝わります。
 電波を変調すると必ず側帯波が出ますが、電波を利用するためには欠かせません
 隣接の側帯波が重なると混信するので、放送周波数は、必ず一定の間隔を開けて並べています。