正弦波

  

 開講早々に「波の観察」をお願いしましたが・・? 
(?? 何もしなかった人・・←やる気の無い人は出て下さい・・!!)
さて、皆さん、(波観察は如何に・・!、夫々で違うでしょうが)・・大きな成果があったハズ・・。
 科学をするに当たって(実際に触れる・動かす・・)ことの大切さを、学んで欲しかったのです。 部屋で首を捻っていても何も出てきません、事実を無視したヘリクツなど・・(百害あって・・)です。
 「光は電磁波」といきなり言われても、 誰もが(??)です。 (電磁波)を確実に理解していないと「光の波」はなかなか見えてきません。


第?章 波

1−1 波
 (波)は文字のとおり、水の表面の動きが代表的ですが、他に(音は空気の波)地震のように物体の(弾性による振動)運動力や寒暖など・・物理現象の強弱変動は、すべて「波」として扱われるので注意して下さい。
 説明のために(正弦波の絵)が出ますが、実際には(あの形が見えない)方がむしろ多いのです。時間的に(変動する現象)を説明するための(模式図)なのです。
 図は、判り良くするため(多くの現象を省いて)います(図面に拘らず、要点を正しく掴んで)旨く利用して欲しいのです。

1−2 波の移動
 波の通過時、水に浮かんだ木片はその場で上下をしただけで、波と一緒に移動はしませんでした。つまり、「波は現象や形が移動する」だけで、「そこの水や物が移動して行くのではありません」。
(ワカッテル)と言われそうですが、本質理解という点から欠かせないので、念を押しておきます。

1−3 正弦波
 毎度の図面ですが・・、最も大切な所なので、確実にマスター(相互の関係を理解)して下さい。

 中間の横断線は、平均水面の高さで、実際の目には見えません。
 波は右から左へ(<=== のように)進みます。
 自分は木片(P)を横から眺めています。
 回転する円板の動径(OP)を考え、(P)の水面上の高さが、正弦波グラフとして表されています。
 回転角(θ)は、時間と共に大きくなります(=ωt)。
 動径(OP)は、最大振幅(A0)。
 周期は、繰り返す波の形の、ある点から同じ波形の位置までの期間(Tまたはλ)。
 繰り返し周波数(振動数)は f、   fλ=C. Cは波の進行速度

 ∴ 正弦波の形 A=(A0)sin(ωt)  となります。

 (時間の進行(ωt)のとき、角度(θ)まで進んで、そのときの(P)の高さを観察しているのです。