光の重畳 


(光の重畳)

 小学生の(理科や図工)でお馴染みになった(三円の混色法)ですが‥?、(加法・減法混色)などと言われましたが、実際の計算方法は何も示されず‥ 未だに使い方が分かりません。  
(2光の重畳)
 同じ電球を2コ点灯すると2倍に明るくなるので,(A+A=2A)で簡単です。色電球の場合も同じで(R+R=2R)で、変わりません。  
(色光の重畳)
 2コの電球の色が違うと、どうなるのでしょう?(例えば、赤と緑にしましょう)
 上式に習うと(R+G=?? )です。
 ← ポンコツの(加法混色)では(黄色になる)となっていますが?‥これは間違っているようです。
(→ 実は、この問題は、前回の講義の最初(2010.2.5)に出した問題で‥、黄色の答えは×なのです)
 ( 少し難しそうなので、別の迂回路を探して見ましょう )

 まず、落ち着いて‥、カラーボール(Box)を出して下さい。(赤がこちらを向くようにして‥
  、白上−黒下にすると、上下が光の強度、左へ回転すると→青色に、周波数が上がります)
(色光の範囲)
 色の範囲を決めていなかったので、今見えている範囲全部で(赤色)になったとしましょう。
 内側から見たなら、色方向の半球範囲です。
(周波数で言うと、可視光線の半分の領域が、色に寄与しています。) 
(色の分布)
 いま、カラーボールを回転させると(赤色のの中心点は、正面から外れて端の方へズレて行きます)。
 ズレ角を(A)とすると±90度位置で(赤色)は見えなくなり(他の色)に変わります(つまり、色度の分布は、Cos分布になっています)。
(色光の重畳)
 いよいよ問題の、(赤と緑)を重ねて見ましょう。( →右の図)
 外の円で、(赤色は、左を向いてます)。これに(中間の円の緑色)を重ねました。
 赤と緑は(黄色)なので、中の色の黄色をここに合わせると(→ 他の色でも(外と中で中央の色になる)ことを見ておいて下さい)

 「光の場合、色光と色光を合わせると、色環の色並びが、横に回転するのです。」
 (これも筆者の新発見なのですヨ‥ ←こんなこと誰も教えてくれなかった)

(分かったでしょうか‥?、 慌てないで‥明日もう一度説明します、明日の図面も合わせて見て下さい‥)